【前橋地方検察庁】
近松茂道(高橋英樹) 事務官 浦部房子(あめくみちこ)
【群馬県警】
警部 秦野(今井雅之) 佐久間(岡田浩暉)
元警官 山根啓造(綿引勝彦)が絞殺されているのを、15年ぶりに高崎に帰ってきた娘 佳織(村井美樹)が発見する 睡眠薬で眠らされた後、絞殺されていた 容疑者は松崎勉(斉藤暁)、富岡製糸場でボランティアガイドをしていた山根に、タクシー運転手の松崎が食って掛かっているのを目撃されていた 13年前、誤認逮捕で、人生を狂わされていたため さらに、桐生の自宅にいたはずが、高崎にいたことがビデオで確認され逮捕に至る 松崎は黙秘しハンガーストライキする 痛い目に遭った経験がそうさせている 灰色だが黒ではない、近松は焦る秦野を諭し、釈放させる
近松は丁寧に松崎に接し、何があったのかを聞き出す 山根に会った後、興奮もあり疲れてしまい東富岡の駅の近くで寝ていたところ、山根がやってきて、住所を教えていた
富岡製糸場まで乗せた客は、桐生織店の嫁 藤代沙代子(横山めぐみ)と東京からの客 田口(五代孝之)
近松は沙代子に、東富岡駅の近くで松崎のタクシーを目撃しなかったか確認する さらに東京に出向き田口の話を聞くが、沙代子と山根の間でひと悶着あったことを思い出す
沙代子の夫は7代目の当主 愼一(宍戸開)、二人は10年前に結婚した 愼一の母親は二人の結婚に反対していたが、今は認知症で沙代子に頼り切っている 沙代子が出かけるときはヘルパーの智子(水木薫)を頼んでいる “眠剤の数が合わない”と呟く智子
山根の娘 佳織は一度東京に戻ることになった 見送りに行くと、沼田東署の刑事 川瀬(梨本謙次郎)から、ダムで発見された白骨遺体に関して、山根が11年前に行き倒れの女性を助けたという話を聞いていないかを訪ねられたという 近松は川瀬から、白骨遺体は11年前に失踪した須田健二(安藤彰則) 行き倒れの女が事件に関係しているのではないか、とみていることを知る “幸せは続かない 私の人生はそんな連続” 沙代子は嘆く
《参考》シリーズのリスト
2021.08.25 配役名で書き換えた