この資格を得たのが1996年3月11日、16年前だった
1993年3月に発泡樹脂の製造部署に異動し製造技術を担当していた
異動直後にユーザークレームが発生し対応に追われたが、一段落した1995年春に受験を決意した
部下は皆乙種をとっていたが、頑張って甲種を受けることにした
受験勉強した記録が一つ残っている
手帳に理解の不十分な事項、ポイントを整理したものだ
例えば、「可燃性ガス(X)-空気-窒素ガス三成分系混合ガスの1atm、常温における爆発領域」として三角グラフが書いてある
或いは、「臨界温度」として、気体が液化する最高の温度、分子の運動エネルギーが分子間引力の最大ポテンシャルエネルギーに等しくなる温度とありPVTの関係を表すグラフが書いてある
手帳の最後の方は単位換算がのっている
ゴールデンウィークに集中して勉強した記憶があるし、講習会にも行った
苦労したのは、法令だった
当時46歳、記憶力が昔に比べて大幅に落ちていることを痛感した
一方、専門の方は楽しく勉強できた
幸い一発で合格できた
資格を得て格別役立ったことはないが、部下に対するメンツが立ったこと、やればまだできるという自信をえたことが収穫だった
これが、昨年3月、還暦を過ぎて、第一種衛生管理者の試験を受けようと思ったことにつながっている