長い間低迷していた有吉弘行は、一発屋と見做されていた
2007年8月24日までは
アメトーーク!「2007年売れっ子夏祭り」、
出演者は、チュートリアル、品川庄司、ケンドーコバヤシ、ジャガー横田夫妻、時任あみ、夏川純、ムーディー勝山
後半、一発屋にならないための反省を込めた講義が催された
講師は有吉弘行、つぶやきシロー、ダンディー坂野
いずれも一斉を風靡し、今や落ち目の三人だが、話をリードしたのは有吉
手を広げすぎてパフォーマンスを落とさないこと、過剰に出演してあきられないこと、イメージが固定してしまわないようにすること 等経験に基づいたアドバイスがなされた
イメージの固定の例として、自分たち三人は、「ヒッチハイク」、「つぶやき」、「ゲッツ」を上げ、ジャガー横田夫妻は「夫婦喧嘩」、時任あみは「めがね女」、ムーディー勝山は「コミックソング」
こんへんまではまあ、とりたてて記憶に残るものではない
チュートリアル徳井の「変態にやけ男」、福田の「油虫」あたりから毒がにじみ出てくる
そして、品川祐が、「ぼくは何もないでしょう」と言ったその後、その歴史的毒が吐き出された
「おしゃべりくそやろう」
このひとことで、有吉弘行は爆発し現在の地位まで急上昇した
お笑いの世界は、能力があれば、いつかは花開くといわれるが、
このひとことの衝撃の大きさは類を見ないのではないか
有吉は「おしゃくそ事件」と呼んでいるようだ 「おしゃくそ事変」が正しいようだ