「もう会いません」と言った女だったが、

2年以上もねちねちと続けてきたアラフィフの独り身女が

そうやすやすといわゆる「安定したそれなりの収入を持ったアラフィフ男」と

離れるわけもない。

 

シングルマザーとして何年やってきたかは知らないが、

子供を育てるにはまあそれなりの苦労はあっただろうと思う。

 

この年にして、子供も手が離れてきて、やっと巡ってきた

「自分の女としての春」をそう簡単に手放すもんか、だろう。

 

なので、それ以後もずっとことあるごとに会っていたのは知っていた。

 

女と対峙したあの日はすべて録音し、文字にして弁護士に提出をした。

元旦那は「慰謝料いくら請求する気だ、俺にもするのか?」と

金の心配ばかりしていた。

「あなたに話す気はないし、私が女に請求しようとどうしようと、関係ないでしょ」

と話すと、「もう終わったって言ってるだろ!!!(真っ赤な嘘)」

「いつまで疑うんだ!もう会ってないし、いいだろ!」とキレる暴れる。

(これも学び済みな不倫脳の行動の一つ)

 

後々、このころ、毎日のように「いくら請求されて、どのぐらい減額できるのか」

を自分たちの弁護士と相談しまくっていたらしい。

請求額が決まるまでは「会っていない」と言い切れと。→ずっと会ってたが。

誓約書も弁護士が見て、定型文を張り付けてきた。

 

あれからもずっと会っていたのは、よくよくわかっていた。

携帯を絶対に見せない(常に抱えていた)、ロックはかけたまま、

カバンの中にまあいろいろと証拠がありました・・・。

「全く会ってないなら、携帯を見せてよ」というと暴れ、殴られる。

しまいには、

「お前だって昔の男を追っかけてただろ、子供だって俺の子じゃないだろ!」

「お前も好きなやつと一緒になれるだろ、俺のことなんか好きじゃなかっただろ」

と飲んでは支離滅裂な暴言を振りかざす。しかも子供たちの前で。

青あざができるほど突き飛ばされた。

 

子供たちも夜な夜な夫婦喧嘩を見せられ、「俺の子供じゃない、子供なんてうざい、要らない、自由になりたい!」などなど聞かされ、相当傷ついたと思う。

 

子供には本当に申し訳ないとしか言えない。

大好きだった父親の豹変した姿を、声を潜めて聞くことになっていた時期。

母親が、躍起になって父親を問い詰めて殴られるのを見ていた・・・。

いやだったに違いない。

 

だから、「もう、離婚していいよ。あんなお父さん、一緒に暮らすなんて無理だよ」

と子供たちが最終的に私の背中を押してくれたのだが。

子供たちにとってもつらい日々だったと思う。

 

断じていうが、子供たち3人は紛れもなく、元旦那の子供で。

この女が現れるまで(単身赴任がそのころ始まった)はとてもいい父であり、

とてもいい旦那だったことは間違いないのだ。