「雪中キャベツ」 | せくしーもりおのブログ

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夏は伊豆大島 冬は白馬村に有る ゲストハウス もりおの家の日々

豪雪地・小谷村特産の「雪中キャベツ」
雪中(ゆきわり)キャベツと読みます


通常秋に収穫されるキャベツを
畑に根を張ったまま越冬させ
1月後半〜2月頃に積雪の中から堀り出して収穫するキャベツ


雪の中は
0℃ほどに保たれていますので凍りつくことはありません



0℃前後の雪中で数ヶ月過ごす間
キャベツが自身のでんぷん質を
糖質に変えながら生き続けることで
甘さが備わります
その糖度は9度前後とフルーツ並みの高さにもなります



例えればトウモロコシのようで
冷たい雪でよく締まった
葉のパリッとした歯切れのよい食感も
このキャベツならではの特徴



生のままで食しても甘く
キャベツ特有のエグ味や青臭さに代わりに
爽やかな香りが広がります
甘さは火を通すと一層引き立ち
やわらかな葉もおいしいですが
糖分をたっぷり蓄えた
芯の甘味やみずみずしさが格別なキャベツ


生のままサラダとして食すのが一番のおすすめ
それ以外にも
くし型にきったひと固まりを天ぷらに
さっと塩をかければさらに甘みが増し
キャベツがこんなにも甘く
濃厚な旨味を感じられるのかと
これまでのキャベツの概念を変えてしまう




この限られた時期にだけ
出会うことの出来る旬の味わいです



当宿は大きなキッチンで自炊が出来ます
是非食べてみて下さいな



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