長男は難聴児 〜新米ママの子育て日記〜 -3ページ目

長男は難聴児 〜新米ママの子育て日記〜

初めて産んだ我が子は、生後3カ月で感音性重度難聴と診断されました。療育、ことばの学習、人工内耳、右も左も分からないまま始まった難聴児の子育てについて記録していきます。

長男の難聴が分かったばかりの頃、私は毎日泣いていました。

「大丈夫!前向きに頑張ろう!」って思っても、ふとした瞬間に不安が浮かんできて、また涙がでてきて、初めての子育てというのもあって、精神的にとても不安定でした。


そんな中で誰かにこの気持ちを聞いてほしいと思う反面、その頃は些細な相手の反応で傷ついてしまい、だんだん「誰も私の気持ちを分かってくれない。もう誰にも会いたくない。」と思ってしまっていました。


実際に悪気は無いんだろうけど、、、

近所の人からは「可哀想にねー。治るといいねー。」←いや、治るとか無いから。

職場の人からは「脳とかに影響あるかもしれないね」←なんでわざわざ不安にさせること言うの

夫の親族から「この子は将来何が出来るの?」←なんでも出来ますけど。。

児童館の職員さんは、「長男くんは耳に何つけてるんですか?」私「難聴なので補聴器つけてます。」「あっそうなんですね、、、、、でもこうやって笑ってたりするとお母さん嬉しいですよね。」← 意味がわからない。難聴の子だって笑いますよ。


きっと、難聴について知識が無いし、なんて言っていいか分からないんだろうけど、そんな反応に逐一傷ついていました。
 




実は私は産業カウンセラーの資格を持っています。
資格を取る上で、講座に通い、実習も数多く行いました。

カウンセラーに一番大事な姿勢が「傾聴」です。相手の話を評価したり助言したりするのではなく、相談者の鏡となり、共感的理解をしながら話を聴く姿勢を学びました。

例えば、 

相談者「子育てのことで悩んでいて。。」

カウンセラー「子育てのことで悩んでいるのですね。どのようなことですか。」

相談者「毎日夫の帰りが遅くて、私1人で朝から晩まで子供を見てて。。」

カウンセラー「 そうなんですね、〇〇さんはどんな気持ちになりますか。」

相談者「孤独で。。。」

カウンセラー「孤独に感じるんですね。」


というように、相手の言葉を受け止めて伝え返しながら、想いや感情を話してもらう、そういった姿勢を学びました。

実習では、相談者役とカウンセラー役を生徒同士が行い、実際の悩み事を題材に傾聴の訓練を行いました。

そこで、自分の気持ちを傾聴してもらうことで、心が楽になり、考えが整理できるということを体感しました。




話がだいぶ逸れてしまいましたが、

あの精神的にいっぱいいっぱいだった頃、アドバイスとかいらないから、ただ私の気持ちを話して、ひたすら傾聴してもらえる場があったら、きっと心が楽になっただろうな、、と今思います。
少し料金はかかりますがカウンセリングを探して行っても良かったかなと思います。


欧米では、カウンセリングは、マッサージに行くような感覚で誰でも気軽に行けるのですが、
日本では、心の病気の人が行く場所というようなイメージを持つ人も多く、あまり気軽に利用出来る感じではないのかなぁと思います。


今はカウンセラーの資格を活かせてないけど、いつか子育て中の人とかが、気軽に相談に行けるカウンセリングの場所を作りたいなぁと、夢が出来ました照れ