こんばんは
MICHIKOです
今日の高知は晴天でした🌞
朝の太陽が輝いて見え、あたたかい日の光に感謝しながら家にいたところ、
急に出かけたくなり、前々から行ってみたいと思っていた、
高知工科大学の香美キャンパスの図書館に行ってきました。
大学内は異次元の美しさで建物はすべてヨーロッパか、アメリカかを思わせる景色です。
帰ってきてからインターネットで調べたら、「アメリカ景観建造物協会優秀賞」「公共建築賞優秀賞」など多くの賞を受賞していて、日本でも屈指の美しいキャンパスといわれているらしいです。
もっとたくさんの写真をとっておいたら良かった・・・。
学生さん達が普通に歩いている中、感激しっぱなしの私はキョロキョロ。
スマホのカメラを躊躇しながらも撮ったのがこの写真です。
ちなみにここは図書館内からの眺めです。
さて、今日の本題に入ります。
今日はご紹介したい本があります。
作家のひすいこたろうさんとSHOGEN(ショーゲン)さんの共著である
「今日、誰のために生きる?」
アフリカのちいさな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語
という本です。
以前にYoutubeをご紹介したこともありましたが、やっと本が買えるようになりましてさっそく注文していたところ、クリスマスイブに届いていました❤
一人暮らしの私にとって、これはサンタさんからのクリスマスのプレゼントのように感じました(^^♪
大喜びして早速読んでみると、知っている内容もあったけれど想像を超える感動をいただきました!
読み終わったあとに心の中があたたかくなる、安心して、ほっとする。
そんな本です。
けれど、辛いことも思い出しました。
この本の中で「自分の喜びにどこまでも寄り添い、その喜びを素直に表現して生きる。(略)
自分の喜びを生きていく時、人は自然に自分らしくなっていきます。」
「「自分らしさ」の手がかりは、喜びなんです。」と書かれていました。
かつて中学2年の時に私は何にでも感激して喜んでいる女の子でした。
けれど、同級生から「うれし」とからかわれるようになってから、「喜んではいけない」と思い込んで、素直に心に感じた喜びを外に表現するのをやめたことを思い出しました。
また、このアフリカのブンジュ村の小学校では皆がそれぞれの家の中で飾りたい場所を決めて、そこに飾りたい絵を描く時間があって、飾ってあるのを先生が1軒1軒回って家に見に来るというのです。
それはなぜかというと、そうすることによって自己肯定感が高まるのだそう。
ここでも、私は過去の辛い記憶を思い出しました。
小学6年生の頃、急に桜の絵を描きたくなって色紙にいっぱいの絵を描きました。
さっそく母に見せましたが、何の返答もなく、飾って欲しいと言いましたが、「こんな絵は~」と却下されてしまい、「また今度」とほめてもらうこともなく片づけられそうになりました。
その時のショックな気持ちといったら。泣くこともできない悔しさでいっぱいでした。
それでもあの時に描いた絵は自分でも大好きでしたが、絵を描くことに対する私の自信は喪失して、
その後、絵を描くことは一切やめてしまいました。それどころか、高校になると絵に対して苦手意識すら持つように変化していました。
だからこの本にでてくるブンジュ村の村長が話してくれるお話の一つ一つがとっても腑に落ちるし、ストンと入ってくるんです。
また、自分の「思い」を言葉でちゃんと伝えることで、その「想い」が人に伝わった時に、「物」にも「想い」がのって「物語」になる実話も紹介されていました。
私はいつしか、「どうせ言ったって、聞いてもらえない・・・・」という思い込みを持つようになり、自分の「思い」をちゃんと説明できない、伝えようとしない人間になっていました。
諦めることが先になっていたのです。
そして、そうやって自分の本音の「思い」を押し殺して我慢しているのが常でしたから、反対意見を言おうとすると、その前に怒りの感情が出てきて喧嘩ごしにぶっきらぼうに言うようになっていきました。
そんなになっても親は無関心。
そのくせ「親に対する物の言い方が悪い!」と正論で責められるようになっていきました。
私の奥底にある感情は「本音」をあるがままで受け入れてもらっていない「悲しみ」だったにもかかわらず、それは理解されず自分を否定されることへの「怒り」へと変化していきました。
本当は今日は上記の本のご紹介をしたかったのですが、・・・。
すっかり自分の過去の感情と向き合う内容になってしまいました。。。。
でも、ほんの一部でもこの本の素晴らしさが伝わったらいいなぁと思っています。
「一家に一冊!!!」と叫びたいくらい、日本人全員に読んで欲しい一冊です。
(ちなみに、私はひすいこたろうさんも、SHOGENさんとも面識はありません。)
このブンジュ村の村長さんの言葉を伝えてくれているSHOGENさんを応援したいと思ったし、分かりやすい本を書いてくださっている、ひすいこたろうさんを応援したい気持ち、ただそれだけなんです。
最後に、この本の制作中に天に還られたダマス村長の言葉をご紹介して締めくくりにしたいと思います。
「世界の80人に1人は日本人なんだ。だから、地球にはまだまだ可能性がある。地球のために頼むぞ日本人!日本人こそが世界を真の幸せに導ける人たちなんだから。日本人の血の中に流れる素晴らしい記憶を呼び起こしてね」
ありがとうございます。村長
感謝を込めて。
キャンパス図書館からの眺め