今朝遂に、車の窓の水滴が凍り、季節は冬に移行してきていますね。
就寝時、口呼吸で寝ていて、(鼻炎持ちの為)朝起きると口がもの凄く乾燥しています。大気がかなり乾燥してきていますので風邪にはご注意ください。
昨日は一日休暇を取得し、庭と家庭菜園の草抜きをしました。
菜園草むしりを区切りの良い所で終了し、収穫期を迎えた兵庫県の小豆を収穫しました。
播種した小豆は悪天候でもどうにか育ち、そこそこの量を得ました。今回初の栽培。小豆のほとんどは北海道産ですね。
極僅かですが、兵庫県でも栽培されています。
味よし、姿もよし。
小豆は煮ると割れてしまいますが、私の育てた品種は、煮ても割れない品種です。
写真左にある本にも掲載されています。
かつて、どっちの料理ショーでも取り上げられたことも。このことがきっかけで、栽培がほんの僅かだったこの小豆が復活することになったのです。特殊な品種ですから、小豆相場なんてものは通用せず、この小豆は固定相場で取引されています。
栽培は今から江戸時代にまでさかのぼり、京都御所・江戸城に献上されていたそうです。
品質は高いけれども、収量が多くないなどの問題点により、個人宅での栽培で細々と現在まで残っていたのでした。これだけでも本当に奇跡です!
箱の分は実際に食べる分で、残りは来季用の種です。500グラム/一袋で購入し、その中から24粒を試験的に播種。
この品種は栽培が難しい事を十分に知ってでの栽培。ダメもとでした。
普通の小豆ならもっと収穫できたかもしれませんが、これだけ収穫できれば結果としては十分です!(*^▽^*)
他の地区での栽培により変化した点もあり、産地の兵庫県で栽培した小豆は、小豆を上に7つほど積み上げることが出来るそうです。
矢張り、遠く離れた地での栽培ですから、7つも上に積み上げは出来ませんでした。でも残念なことではありません。変わって当然だと思います。外国から輸入され、時間をかけて各地で栽培され、地域風土により、数多の野菜は独特な品種に枝分かれした来たのです。
また来期も栽培しますが、形質はまた変化するかもしれません。
自家用野菜、また一つ増えました!(=⌒▽⌒=)
元々の産地の小豆、そして自家用栽培した小豆。長い時間をかけてどのように変化するかを観察してゆこうと思います。
小豆、早速調理しました。もちろん栽培したものです。実母が甘く味付して煮ました。
弱冠煮てる時に潰したとの事。
茹でて間もないころは、全て豆の胴は割れてなかったとの事。
私が家庭菜園を手入れしてる時に調理していたそうです。豆をあえて潰す前に確認したかったのですが・・・。
また来年確認したいと思います。
因みに味は格別!美味しい小豆でした!(^∇^)
所々形を保っている小豆が残っていました。通常は煮ると豆の胴が割れてしまいますが、この小豆は胴割れしていません。
小豆の‘大納言’の由来です。
昔のお侍さんは、うっかり殿中で刀抜いてしまったら切腹しなくてはなりませんでしたが、大納言であればその刑は免除。
煮ても豆の胴が切れてない、そのことから‘大納言小豆’と。 なるほど、納得。
明日、妻の実家に持って行こうと思います。この小豆、義理のお義父さん・お義母さんに味わってほしいです。