★☆★ \ 足育日和 / ★☆★
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
みやざき足育センター代表・JEFPA認定 足育インストラクターの成田あす香です。
毎週土曜日発行のメールマガジン《足育日和》のバックナンバーをお届けしています。(メールマガジンの登録はこちら)
2016年5月29日(日)、東京より三砂ちづる先生(津田塾大学教授)をお招きして、【「女の体」がよろこぶ暮らしのススメ】をテーマに講演会を開催します。
先週のメールマガジンで、約5年ほど着物暮らしをしていたと書きましたが、
私が毎日のように着物を着始めたのは、三砂ちづる先生と出会ったことがきっかけなんです。
三砂先生とは、”おむつなし育児”を通してご縁を頂きました。
三砂先生の「赤ちゃんはおむつはいらない」の研究チームに、実際に我が子とおむつなし育児を実践してレポートをまとめる母親の1人として参加していました。
赤ちゃんの排泄ケアに関わる今昔の文献、世界の排泄ケアの調査などの研究結果を、月に1回レクチャーをいただきながら、それをヒントに母親達がおむつなし育児に取り組みます。
第1回のレクチャーで伺ってハッとした話が、
「国際線のフライトで日本人だけがトイレに並んでいて、他の国の人たちはあまりトイレに行っていない。
私たちは知らない間に、トイレに行っておこうという癖がつき、本来もっている体の機能をフルに使っていないのではないか」
という三砂先生自身が感じられたことのお話でした。
そのときの私は、2人目妊娠中で、頻尿や尿漏れに悩んでいたところでした。
もともと、午前中はよくトイレに行っていましたが、2人目を妊娠してからというもの、朝のトイレの感覚が半端なく短い。
5分おきに行っているのでは? というくらいでした。
また、花粉症の時期でくしゃみを連発していたのですが、くしゃみをすると間違いなく尿漏れするので、布ナプキンをいつもあてていました。
三砂先生のお話を伺った後のある日、私はお出かけに着物を着ようと思いました。
ところが、おへそまですっぽり隠れるマタニティショーツを履くと、着物ではトイレに行くことが出来ません。
ふと、三砂先生の話されていたことを思い出しました。
洋装の下着が苦手で、着物を着ればそれを着なくて済む! と着物暮らしの道に進まれた三砂先生。
……私も、ノーパン着物デビューをしてみようか。
唯一の心配がノーパンが恥ずかしいとかいうことではなく、尿漏れ対策の布ナプキンが当てられないことでした。
でも、三砂先生は話されていました。
オマタに布があるのと、ないのでは、身体の感覚が全く違うと。
三砂先生の言葉を信じて、私はついに、パンツなしの腰巻き1枚で着物を着てみました。
着物を着てみての最初の感想は、いつもより快適。
お尻周りがとてもスッキリ着られ、腰も安定しているように感じました。
1日着ていましたが、今までよりも着崩れない!
そして、全く尿漏れなし!!
トイレに行く間隔もいつもよりも長いし、
ちゃんと我慢もできる!!!
自分で、自分の身体の力に驚きました。
現代はたくさんの便利な物があって快適な生活ですが、
その反面で私たちの体は本来もっている力を発揮する機会を失っています。
昔は生理用ナプキンがなく、着物の下には腰巻きしかしていなかった。
だけど、月経血をコントロールをして、トイレに行ってまとめて出していた。
昔は紙おむつはないし、布おむつの洗濯も手洗いで、水も簡単には使えない。
だから、タイミングをみて”やり手水”をしていた。
足を育てるために足を守り支えるものを選びましょうと伝えている靴だって、昔は足を支えるような良い靴なんて、どこにもなかった。
だけど、歩く距離がすごくて、足自体に強い力があった。
便利な物、サポートしてくれる物を使うことは必要なこと。
だけど、それに頼り切ってしまって、自分の身体を使っていなかったら、身体の機能は衰えてしまいます。
これからの将来、私はどんな風に生きていきたいだろうか?
三砂先生のお話が、あなたの身体のもつ力に気づき、そこから始まる様々な未来が感じられる機会になることを願っています。
ぜひ、講演会に足をお運びいただけたら幸甚です。
・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚
三砂ちづる先生講演会
【 「女の体」がよろこぶ暮らしのススメ 】
○2016年5月29日(日)10時~12時
○宮崎県婦人会館
○参加費 一般2000円、U22割(19歳~22歳)1000円、高校生以下 無料
○ホームページ https://himuka-yamatonadeshiko.amebaownd.com/
お申し込み
→パソコン・スマホの方
→携帯の方
あなたとご一緒できることを楽しみにしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。