庭で野良仕事をしていると虫をくわえたシジュウガラに嫌がられます。

巣箱に入っているファミリーの親です。

 

虫をくわえて巣箱に入り・・・

 

ヒナの糞をくわえて巣箱から出てくる。

ヒナたちは順調に育っているようで、日に日に声がしっかりと聞こえてくるようになってきました。

 

親鳥の給餌ピストン輸送は雨の日も風の日も大忙し。

 

それに引き換え・・・

 

哺乳類ときたら親は自分の食事さえしていればOK。

子供には乳を吸わせていればいいのだから、大いなる子育ての進化と言えよう。

 

このところ私の草むしりがバンビ母子を養っている状態。

 

ご機嫌なジュニア。

今のところ全くストレスフリー。

母さえいればOK。

 

草むしりが終わって踏み固められた土の上ではコハナバチ。

土に小さな穴を掘って卵を産み付け、花の花粉を運び込んでいるもよう。

 

この子たちの子育ては・・・というより、この子たちは卵産みっぱなしだね。

 

庭の先で何かがごそごそしていると思ったら、シジュウガラ親子が餌のやり取りしていた。

ウチの巣箱のファミリーではなくご近所さんのよう。

ウチの巣箱ファミリーは巣立ちにはまだ早い。

 

キマダラセセリ。

 

庭のヤマオダマキとハナショウブ。

こんな感じの淡い色合いのジャーマンアイリスをいくつも買って植えつけたけれど、結局花は咲かず。

 

湿気のたまる我が家ではジャーマンアイリスよりもハナショウブで勝負しようと思って。

 

 

昼過ぎ、「バンッ!」と音がして振り返ると窓の外に羽が飛び散ってた。

 

慌てて外に出ると、ストーブの灰を捨てていた場所にシジュウガラの巣立ちビナが足を上にして落ちていた。

窓にぶつかったのね。

 

拾い上げると・・・・、まだ生きている。

手の上でしばらく様子を見ていたけれど、即死でないならただの脳震とうかもしれない。

 

安全な場所に移動しよう。

ちびからの奥さん宅も考えたけれど、もし復活するとしたら、ここにこの子のファミリーがいるはずだし、あまり場所を変えないほうがいい。

 

家の裏の水工場に伐られたミヤマザクラの切り口にのせた。

伐ると言ってもせめてバンビの口の届かない高さで切ってもらったので、ここならペトスケさんにも気づかれまい。

 

ミヤマザクラは胴ぶきを出して新しい枝を作り始めています。

 

巣立ちビナは自分の足で立てたものの、かなりつらそう。

 

「カラスにやられないか?」と夫。

確かに。

ここは日当たりもいいし、いつまでもこうしていると脱水しちゃうかもしれない。

 

で、急いで庭の中の茂みに安全な場所を作り直して、水の準備もして、この子を迎えに行くと・・・

 

お、目つきがいい。

これは無理に触らないほうがいいわ。

 

次の瞬間、飛び立った!

 

「見てんじゃねえよーー!」と警戒鳴きをしっかりして、去っていった。

 

めでたしめでたし。