雨が上がると気温はどんどん上がります。
と言っても標高の高いこの森ではせいぜい20℃ですが、それでももはや室内のストーブで調理をするような気候ではありません。
勝手口のデッキの上で外ストーブ調理を始めました。
料理と言うものは手際が大事。
ましてや薪ストーブですから、火力がいつまでも同じと言うわけではありません。
「この薪を足したら5分以内にこの調理を終わらせよう」など頭を使います。
なのに外ストーブは気が散る~!
薪小屋の柱でトビグモとサシガメが出会いました。
クモさん、飛びのきました。
サシガメはカメムシでも肉食。
他の虫を捕まえて「チューチュー」体液を吸い取るやつです。
クモさんもさすがにサシガメは嫌なのかな。
いや、クモさん、サシガメに挑戦するらしい。
うわあ・・・・、触覚に触れるほど真ん前に!
真正面過ぎないか!?
おっと、クモさん飛びのいた。
これは目が離せないぞ・・・・、けれど早く決着つけてよ、麵が伸びちゃう・・・。
また近づいた!
勝負するか!?
真正面は不利だから後ろに回り込むか?
手に汗握る!!
あ、さすがのサシガメもクモさんは嫌か?
方向転換。
え、自分から背後を見せるとは、サシガメ、大丈夫か?!
いや、一応カメムシだもの、お尻を向けるのは攻撃体勢か!?
ん?チャンスじゃなかったの?
神経戦に負けてクモさんが逃げ出した。
相手が逃げるとなると・・・
サシガメは追う!
クモさん!危機一髪!!
「こっち来るなーー!」
サシガメ、中まで追うことはできず、待ち伏せ作戦か?
・・・・しばらくして諦めたようでサシガメは飛び去って行った。
はあ・・・・。
助かったあ・・・・。
とクモさん。
虫の世界も日々大変だわ・・・・。
で、麺はべろべろに伸びちゃいました。
夫「前にも言ったけれど、俺はべとべとの面は嫌いなんだ。」
私「うるさーい。黙って食えやーー。」