「老後は海辺に住みたい」
と言ったYちゃんに対し、山姥は
「富士山の見えない所には住みたくない」
と答えていましたっけ。
じゃあ、間をとって伊豆かな、なんて話をまとめていましたが、結局Yちゃんは老後を迎える直前にとっとと逝ってしまいました。
そんなわけで「海」は削除され、山姥の幼少時代から縁のあった富士山のふもとのこの森に私たち夫婦と山姥は移り住むことになったのです。
カシラダカも雪の上では丸見え。
ヤマガラ・コンコン
ふたりで・コンコン
なかよく・コンコン
雪が降ったので、鳥たちには餌をまくようになりました。
シジュウカラやヤマガラたちにはひまわりの種を。
かわいいヤマガラ。
ホオジロだってかわいい。
ジョビ男とホオジロ。
「よく降りますねえ。」なんて世間話でもしているのかな?
雪かぶりのヒメノキシノブに朝日。
この森に引っ越してきて私たちは20年。
山姥は18年。(以前住んでいた家があまりにも散らかりすぎて引っ越しに時間がかかっちゃって。)
引っ越してきた甲斐はあったようです。
交通事故死の狸を拾って満面の笑み。
つだ なおこ(@naoko.tsuda1) • Instagram写真と動画
次女のインスタです。
山姥は去りました。
世間に流されず、強い個性を放った一生でした。