ヒョウモン団子~♪

ミドリヒョウモンのモテモテ女子にオスが4匹集まっています。

 

別荘地の石垣のヤクシソウ。

 

ヤクシソウとヨメナ、秋のコンビネーション。

 

石垣は鹿の口が届かないので植物の貴重な生き残りエリア。

上のほうにはツリガネニンジンも咲いていました。

 

笹やぶの中にトリカブト。

最近、鹿たちはトリカブトまで食べるようになりました。

トリカブトの毒は根っこにあると言うけれど、鹿としても他の植物は皆食いつくしてしまったから仕方なくしぶしぶ食べているのでしょう。

 

別荘横の空き地。

散々重機で土を動かしている場所ですが、そのおかげで他の植物に先駆けてフジアザミばかりが育つ場所になっています。

 

フジアザミの花にウラギンスジヒョウモン。

 

フジアザミは時々白い花をつけるタイプのものが出ることがあります。

ここにも5%ほど白花タイプがあるので、ちびからの奥さんは白花タイプを掘り出しています。

 

私は普通のタイプでも十分健康的なので普通のフジアザミを掘りました。

 

あーー、フジアザミの根っこは深いのはわかっていたので小さな実生を選んだつもりが、やっぱり根っこを途中で切ってしまったーー。

 

アザミの根はごぼう根で道の駅などには「アザミの根のきんぴら」なんてものが売られています。

戦時中にはフジアザミの根を掘って食べたと魔女が言っていましたっけ。

 

私は食べません。

株の負担を少なくするために小さなつぼみや余計な葉を切り落として植え付けます。

 

別荘地の石垣と斜面に守られたシラネセンキュウ。

 

ここの土地のご主人は「どうぞ~」と気楽に言ってくれるので、ちびからの奥さんとのこのこ斜面と石垣と柵に守られたお宅に乗り込んでいきました。

 

せり科のシラネセンキュウがたくさん生えているのでキアゲハの幼虫がプリップリに育っています。

 

ちびからの奥さんは花の咲いたシラネセンキュウを掘ろうとしましたが、それは止めました。

せり科の植物は二年草なので今花が咲いている株はこの後枯れるだけです。

 

種が落ちるかもしれませんが、今植え替えを強行するとおそらく花はしっかりと実を結ばないでしょう。

 

この家のご主人が草むしりしているエリアから実生のシラネセンキュウをいくつも掘らせていただきました。

これなら来年確実に花を咲かせます。

 

そこで見つけた謎の植物。

もしかしてオオルリソウの実生??

基本デザインはよく似ているのでとりあえず連れ帰りました。

 

そしてガガイモ。

別荘地入り口のゴミ置き場の脇に毎年花を咲かせていましたが、これも最近鹿がしぶしぶ食べるようになり(ガガイモ科の植物も毒性があるので基本的には食べたいタイプの植物ではありません。)、また人の草刈りの影響などですっかり見なくなってきたので、わずかな生き残りを掘り出し保護しました。

 

一昨日から雨続きですが、それを見越して採取してきた植物を庭に植え付けました。

しっかり根を張って生き残ってもらうことを願い・・!