隣の森の中。
私がスコップをもって踏み込むと鹿の群れが逃げていきます。
タヌキのため糞。
ここは長年タヌキたちの社交場となっています。
ドグヒロさんと一緒の時にはうっかりドグヒロさんを近づけると大変なことになるので迂回して歩きました。
ドグヒロさんはタヌキのため糞の中にダイビングして首から肩あたりに入念にウンチをすり込むのです~!
何度か「緊急シャンプー」をしました。
ツルウメモドキかな?何か赤い実をたくさん食べたみたい。
こちらは・・・アブラチャン?
なんかまずそうだけれど・・・・。
ちょっと大きめの木の実の皮がたくさん。
ネズミ食べたかな?
細くて細かな毛。
こっちは太めの毛。
何かの死骸を食べたのかな。
さて、タヌキはお互いの情報交換にトイレを利用します。
健康状態や発情期情報などはウンチに限るようです。
良いものを食べているタヌキは健康だし生活力もあるでしょうからね。
あらら、見つけてしまった。
ひまわりの種。
これはちびから出入りのタヌキたちのものだわ。
ウチの前も良く二匹のタヌキが通るけれど、ちびからの庭にも二匹のタヌキが来ると。
同じ子たちかもね。
小鳥用のひまわりの種が目的。
「アライさん(アライグマ)は困るけれど、タヌキなら大歓迎♡」とよくちびから奥さんは言っています。
ははは、12月だというのに、タヌキのため糞の中からひまわりが発芽してる。
さて、勇気を奮って、タヌキのため糞をそっとめくりあげ・・・・。
タヌキのため糞の下の土を採取。
「タヌキのため糞」にふさわしい、ボトルのラベルは「た」。
「地球冷却微生物を探せ」プロジェクト、私の読みで、二酸化窒素を好む微生物は窒素化合物の多い土壌にいる可能性が高い。
この森はどこでも鹿の糞の影響を受けているでしょうけれど、タヌキのため糞はこれまたわかりやすい窒素化合物の宝庫。
ってことでここを重要サンプリングポイントにしてみた。
他人に見られたら「火あぶり」にされるかも!
いや、東北大学の研究院さんからサンプルを突き返されるかも!?