お久しぶりのブログー久しぶり過ぎて、ログインの仕方を忘れかけておりました。見ると前回のブログから、実に1年ぶり。。

 

でも、いいんです。

 

気分が乗らない時に書いても面白い(?)ものは書けないし、

他にやりたいことがあるのだったら、惰性で無理に何かを続けるよりも、そちらを優先するのが効率的にも正解(だと私は思います♪)!

 

私の場合は、ブログをお休みしていた1年、大学の勉強をフルタイムで進め、進路を考え、職探しをしていました。

心理学医としての仕事は、まだ大学を終わったあと最低でも2年間の大学院に行かなきゃということで、まだ就職には少し遠い・・・。

でも、あと3年も、夫の収入に頼って大学に通うのも心苦しいし、子どもたちの教育費もかかってくるので、とりあえず何らかの仕事を再開しようと思ったのです。

大学は今年の終わりまではオンラインだし、来年からはキャンパスに行かなきゃとはいっても毎日ではないはずで。

パートタイムでの仕事なら、なんでも出来るのですが、それならば資格も経験もある保育士の仕事をしようと探したところ、ちょうど近くの保育園で募集していたので、応募したところ、採用されました👍

 

オーストラリアで働くということは、日本で働くのとかなり色々違います。

時給もまず日本の3倍近いし、待遇や休みも、大分違います。保育の仕方も違うのかな~?

このあたりはまた別で書こうかと思いますが、今回は新しい仕事を始める前に、日本に行ってきたお話。

 

 

私たちは、大体1・5年~2年に一度、日本に行きます。

日本の家族に会ったり、日本の食べ物を食べたり、遊んだりするのが目的☆

コロナ渦の時はそうもいきませんでしたが、その代わり私と次女と三女は1年日本に住んでましたし(この話もまた別で!)、日本もオーストラリアも、特に私にとっては同じくらいの、故郷/家なのです。

今回は、私・長女(13歳)・次女(10歳)・三女(7歳)の4人👩での旅。夫は今回(も)、お留守番です。

 

日本と季節が逆で、今が冬のオーストラリア。特に6月~7月は、日も短いし寒いし雨ばかりだし、寒いのが苦手な私と長女は、日本の夏がいいー! ということで、今回の時期を決めました。

前回、日本でスキーをして気に入った次女と三女は、日本の冬の方がいいーと言ったのですが、今回は折れてもらいました!

オーストラリアの冬休みの2週間前から、前倒しで学校を休ませて(旅行のために子どもが学校を休むのは、奨められてはいませんが結構よくあること)1か月の日本旅行へGO!

 

今回の日本旅行の目的は:

  • USJで遊ぶこと(特にハリーポッターエリア)ー次女
  • 美味しいものをたくさん食べることー長女
  • 家族や友達に会うことー私、三女
  • 買い物ー長女&次女
  • ジブリパークー私、長女
  • 富士山登山ーみんな
です!
 
旅の記録として、全部細かく書きたいところですが、今回はその中でもインパクトが強く、それにこの季節もしかして富士登山を考えている人がいるかも知れないのでそのお役に立てたらということで、富士登山のことを先に書いていきます。
 
 
子連れ富士登山①
 
この富士登山は、元々は、登山好きの私の父が、「孫たちと富士山に登りたい」と言い出したことが始まりです。
父は、数年前に一度富士登山に成功していて、その達成感(?)と、日本最高峰の山に、登ったという経験をさせてあげたいと思ったようです。
子どもたちに聞いたところ、登りたい! という返事だったのと、富士山の山開きが7,8月中に限られていて今後その季節に日本に行くのがいつになるか分からないこと、そして父の齢も考えて、登るなら今だろうと思ったのです。
私の弟も一緒に行ってくれるということで、大人3人に子ども3人で、フォローも出来そうです。
 
よし、やるか!
メンバー:私の父(69歳)・私(40歳)・長女(13歳)・次女(10歳)・三女(7歳)・私の弟(38歳)
登った日:7月2日ー3日(山小屋で一泊)
ルート:吉田ルート
 
まずは準備から。
富士登山経験者の父と、ガイドブックやネットでの情報を元にして、準備をします。
ただ、子ども連れでの富士登山の情報はそこまでなかったので、自分たちでも考えながら。
絶対に必要だと父が、そして色んな情報が言っていたのが、防寒具。富士山頂は、真夏でも天候によっては体感では氷点下になることもあるということで、特に濡れた身体が冷えると低体温性にもなる可能性があるので、雨具と防寒具は必須ということ。
着替えも含めて、色々用意しました。
  • ウインドブレーカー、ヤッケ、雨具を人数分ー軽いもの、でもきちんと首のところまで閉まるタイプ。
  • スパッツ、ウインドブレーカータイプのパンツー濡れると乾きにくいので、綿製はNGとのこと。スパッツやズボンの上に着ておき、寝たりするときには脱ぐなど重ね着が出来る大き目の、余裕がある風を通さないパンツがあると良い。
  • 手袋ーこれも綿製だと濡れて冷たくなるので、スキー用のものか、毛糸の温かいものが良い。
  • 長袖と半袖ー下界(笑)の方は、晴れていると特に暑いことが多い。でも標高が上がったり天気が変わると寒くなるので、重ね着が出来る長袖を持っているといい。紫外線がことのほか強いので、暑くても出来たら薄い長そでの方が良いかも。
  • 靴ー大人は登山靴を勧めるけれど、子どもは慣れない靴よりも履き慣れているスニーカーでも大丈夫、という記事を読んでそれに従う。私と長女はレンタルの登山靴と思っていたけれど、私の父と母から借りた靴が、厚手の靴下と靴底で履けたので、それを借りることに。次女と三女は、オーストラリアから履いていた、履き慣れた運動靴で。
  • タオルー首にまいてスカーフ代わりにしたり、汗を拭いたり、トイレのあとの手を拭いたり、耳が冷たいときにほっかむりにしたりとすごく重宝。
  • 帽子ー日差しを避けるために必須。風が強く飛ばされやすいので、縛れるものが良いかも。キャップだと、耳が日焼けします(うちの子たちは全員耳が日焼けしました)。標高が上がると本当に寒いので、耳が隠せるニット帽も良いかも。
  • 食べ物と水ー当たり前ですが、富士山の上にはコンビニはありません。山小屋で飲み物や食べ物は売っていますが、下界の3~4倍の値段(運ぶ手間を考えれば当然でしょう)です。山小屋で一泊をする人は夕食と朝食が出ますが、登山中は普段よりカロリーも、塩分も糖分も余計に消費します。登りながらちょこちょこ食べたり飲んだりするので、飴やお菓子、スポーツ飲料があると良いです。子どもは特に、こまめに補給しないとエネルギー切れで歩けなくなったりしますね。水については、天候にもよりますが一人あたり登り(5合目から山小屋まで)で1L。下り(山頂~5合目)も500ml~1L必要かなと思いました。
これらの荷物を、手分けして持ちます。重い物や嵩張るものは大人が持ち、子どもたちは出来るだけ身軽にしましたが、長女と次女は結構持ってくれました。三女はとりあえず自分の飲み水(500mlのボトル1本)だけ、長女と次女はそれプラス、自分の上着や手袋(登るにつれてだんだん着ていくので、荷物は減っていく)の入ったリュックを背負ってもらいました。
食べ物や飲み水は大人が手分けして持ち、父はさらに携帯のバッテリーや登山道具を持っていたので、かなり重い荷物を背負っていて、よく歩けるなあと私が感心しました💦
 
 
更に準備として、山小屋の宿泊予約と、富士山への通行料支払いが必要です。
子連れでなくても弾丸登山は危険ですが、子連れで日帰り登山は言外なので、山小屋での宿泊予約は必須です。
私たちの場合は、登る日があらかじめ決めてあったので、6月半ばだったかな? の、予約受付開始数日内に、すぐに父がとってくれました。今年は特に富士山登山の人気が高く、今はもう予約が全てに近いほど埋まっていると聞きました。
私たちが登った日は、山梨側の吉田ルートしか山開きをしていなかったので当然そちらの山小屋です。
父は、以前静岡側のルートから登ったそうですが、吉田ルートの方が道が整備してあり初心者向けとあったので、子連れ登山の今回は吉田ルートで一択。その分混んでいるともありましたが、むしろ人がいないところで遭難するよりかは・・・とも。
 
吉田ルート側は、混雑と弾丸登山を規制するため、今年から登り口にゲートが設置され、一日の登山者数の制限をしています。
ゲートを通れるのは1日に4000人まででオンラインで予約できますが、山小屋に宿泊予約をしている人は、この人数には含まれません。でも、一人あたり2000円の通行料は、全員支払います。私たちは登る日に、受付をしてバンドをしてもらいました。
 
 
午後から入山して半日で山小屋まで行き、次の日未明に山小屋を出て富士山山頂でご来光を見て下山、という、24時間内の登山の仕方もあるようですが、私たちは何しろ子連れ&登山初心者。余裕を持って、1日目は朝から登りたかったので、前日に富士山の足元、河口湖の宿で一泊しました。
朝早めに起きて、7時過ぎに宿を出て富士スバルラインを通って5合目へ(私たちが行ったときは、まだ自家用車が通行できました。繁忙期は5合目まで車は入れず、下からバスを使う必要があります)。
5合目でもすでに相当標高が高いので、ここで1~1.5時間は身体を慣らすのがいいそうです。私たちは荷物を詰め直したり、通行料を支払ったりトイレに行ったり、1時間弱を過ごしました。
 
 
7月2日午前9時。
さあ、いざ富士登山開始です! 続きはぼちぼちと~