11月のアイルランドから帰ってすぐにPCが壊れ、
スマホから長い文章を作成するのも面倒で、ずいぶん長い間ブログをほったらかしていました。
日常の出来事についての更新はすっかりFBにシフトしてしまったので、
近日中にこちらは閉じてFBだけにしようかと考えています。
2012年の11月17日から24日まで、アイルランドを一人で旅してきました。
観光シーズンも過ぎ去って、一息ついた飾り気のないアイルランド。
少しだけ旅の記録を。
アイリッシュハープの、ふるさとの記憶です。
ロンドン、ヒースローで乗り継いでダブリンに着いたその夜。
ヒューストン駅にほど近いB&Bに荷物を置いて、そのまま出かけた近所のパブで飲んだ、アイルランド初ギネス。
この１パイントに、私のどれだけの憧れが詰まっていたんだろうと思うと、胸が熱くなりました。
2日目はダブリンの街を散策。
ギネスストアハウスや、セントパトリック大聖堂を訪ねてきました。
アイルランド最後の吟遊詩人・オカロランのレリーフに
「ハープが上手になりますように！」と願掛けしたり。
偶然にも、聖歌隊の練習を聴くことができて。移動の疲れも吹き飛ぶほど
清潔な声に聞き入ってしまいました。
オープントップの観光バスで体が冷え切って、
宿に戻って着込んだりしたのも今ではいい思い出です。山形より寒かった。
楽器店・Waltonsを出たすぐの道端で発見したハープ！
楽器屋さんを見つけるたびにお店に入っていましたが、伝統楽器の
コーナーが充実していることにずいぶん感銘を受けました。
音楽って、すごくすごく根強い。その土地に生きる人の魂にとってなくてはならないもの。
気になっていた天文遺跡も見に行ってきました。
ニューグレンジ。
冬至の朝日が遺跡内に差し込む様子を、デモンストレーションで再現して
くれたのですが、デモとは思えないほどに神々しかったです。
太陽と地球の奇跡的な結びつきを、こんな風に体験できたことはとても貴重でした