しばらく部屋をあけることになるので、

金曜の夜はことさら丁寧にハープのチューニングをしました。


17日から25日まで、
アイルランドに行ってきます。
アイリッシュハープのふるさとを一人旅。

夢にまで見た風景を本当に見てきます。


中学生の時、沢木耕太郎さんの『深夜特急』を読んで、

「いつか私も一人で外国を旅する!」と決めて、

再読するのは旅の空の下で!と決心してから十数年。


一気に何度も読んで、でも決めたあとは一度もページを開きませんでした。

高校の時、アメリカに行った時も、一人旅するまで我慢、と日本に置いていきました。


あのとき読んだ文庫本はいまはもう無いのですが、昨日、本屋で1巻を購入。
今すぐにでも読み返したい気持ちをぐっとこらえて、鞄に詰め込みました。

デリーからロンドンまでは到底行けないし、
彼が旅をした26歳を私はとうに追い越したけれど、
旅をするのに遅い年齢なんてないし、
夢を実現させるのに遅いも早いもない。
「一人旅」を叶えるまで十数年かかったことについても、

それだけの時間が私には必要だったと思っていて、週末からの1週間には、それだけの思いが詰まっています。


飽きるほど音楽を浴びてきます。

行ってきます!