明日は、天文台で「お月見の会」
![満月](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/250.gif)
『つきのおんがく』 を集めたBGM集でも作ろうかな、と思っていたのですが、
煮詰まったので潔く打ち止めにしました。
代わりにここで、
お気に入りの 「月の音楽」 を少しだけだけ紹介させていただきます。
![お月様](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/171.gif)
私の大好きな
『月の光』 は、なんといってもフォーレ。
私、ハープが弾けるようになったら、
絶対にこれをアレンジしたい!
…できるなら、歌いたいと思っている憧れの曲。
異国の、幻想的な薫りたっぷり。詩はポール・ヴェルレーヌ。
曇りの無い、硬質で、透き通った月の光。
月は隈なく 砂漠に降る 月齢は15。
私はこの曲の、伴奏も大好き。
つきのひかりが、天上から零れ落ちてくるようで。
もうひとつは、
33歳で夭折した作曲家・ベッリーニの『優雅な月よ』
この曲の調性がもつあたたかみが、月の柔らかい光と重なって
夜や街や私を照らす、天上の月に
歌いかけたくなるような曲。
ベッリーニ歌曲集の中でも、特に好きな1曲です。
月って身近。
太陽と同じ位、昔から人にとって一番身近な「宇宙」だと。
地球に住む人間の、芸術を愛する心が、はるか遠くの天体と
「音楽」で結びついているっていうのが、たまらなく素敵だなぁと
思います。
明日は仲秋の名月
![星空](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/122.gif)
どうか美しい月の光が、
たくさんの人に降りますように。