明日は、天文台で「お月見の会」満月

『つきのおんがく』 を集めたBGM集でも作ろうかな、と思っていたのですが、


煮詰まったので潔く打ち止めにしました。


代わりにここで、

お気に入りの 「月の音楽」 を少しだけだけ紹介させていただきます。

お月様

私の大好きな

『月の光』 は、なんといってもフォーレ。


私、ハープが弾けるようになったら、

絶対にこれをアレンジしたい!



…できるなら、歌いたいと思っている憧れの曲。





異国の、幻想的な薫りたっぷり。詩はポール・ヴェルレーヌ。


曇りの無い、硬質で、透き通った月の光。


月は隈なく  砂漠に降る 月齢は15。



私はこの曲の、伴奏も大好き。



つきのひかりが、天上から零れ落ちてくるようで。



もうひとつは、



33歳で夭折した作曲家・ベッリーニの『優雅な月よ』 





この曲の調性がもつあたたかみが、月の柔らかい光と重なって

夜や街や私を照らす、天上の月に

歌いかけたくなるような曲。

ベッリーニ歌曲集の中でも、特に好きな1曲です。


月って身近。

太陽と同じ位、昔から人にとって一番身近な「宇宙」だと。


地球に住む人間の、芸術を愛する心が、はるか遠くの天体と

「音楽」で結びついているっていうのが、たまらなく素敵だなぁと

思います。



明日は仲秋の名月星空


どうか美しい月の光が、

たくさんの人に降りますように。