原理原則論は大切です。これがなければまるで背骨の通っていない蛸のようにグニャグニャになってしまいます。人間は背骨があるから、背筋がピシッとします。経営における原理原則論は背骨と同様に経営をピシッとさせることが出来ると思います。

しかし、原理原則論だけで世の中は動くのでしょうか。原理原則論だけでいえば尖閣諸島の問題だってとうの昔に解決されているでしょう。しかし、そこには原理原則論以外の論理が働いているのです。原理原則論だけで動いてしまうと戦争にまで発展しそうな勢いです。このように原理原則論だけでは解決しない問題もあります。

原理原則論は時にスピードのある変革の邪魔をします。その場合、原理原則論は一旦、棚上げ法をもちいて棚にあげてから応用動作をすべきです。そして変革を力技で進めるべきです。きっと原理原則論が頭の中に残っていれば、変革後、原理原則論に当てはまってくるでしょう。

原理原則論は使い方です。100%全てに当てはまる論理ではないと私は思います。

ただし、私の名誉のためにも言っておきますが、それは近視的な観点からであって、遠視的には原理原則論が勝利すると思います。