【2015年9月16日(水)たんぽぽクラス・年長】~カフェクラス~ | さつきやま森のようちえんのブログ

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2012年4月から大阪府池田市でオルタナティブ教育を実践している「さつきやま 森のようちえん」のブログです。日々のあれこれをつづっていきます。

こんにちは。
園長の太郎です。

今日私は保護者として参加。
子どもカフェをリポートします。



今日はまずは羊羹を作りました。
これは見学のみ。
でもこの後羊羹が固まる様子を逐次観察。
だんだん固まってくる。
その様子を観察することで何を学んだのかな。

今日はまず具材を切ります。
今日のはなかなか手ごわそう。




ちなみにこのクラスは3年目の年長さんたち。
質問も一味違う。
包丁の使い方はもう知っている。
どのくらいの大きさに切るのかなどを聞いたり、
何の料理に使うかを聞いたり。
すでに料理人です。



それぞれ好きなものを選びきります。



こんにゃくなどの柔らかいものはまとめ切り。
これも自分で考えます。



ごぼうのささがき。
難しいこの作業を最後までやり切る。
それだけで感動です。



ちゃんと切ったものを器にうつします。



集中している時はほとんど話さない。
真剣そのもの。
ちっちゃな料理人の料理は続きます。



切ったものは炊き込みご飯になります。
やり方を見てしっかり覚えて。

そしてまた、包丁仕事。



続いてはこちら。
シイタケがふにゃふにゃで人気がないのがオモシロイ。

これはこうなりました。



そう味噌汁です。



これをすべて子どもたちが切ったんですよ。

さて続いて。



みほりんが白い小石のようなものを持ってきます。
これは何かなの質問に。
小麦粉を固めたの。
などなど意見が出ます。

白玉粉ということを教えてもらい、
こね始めます。
昔はこの作業が嫌だったんですよね。
手に着くから。



でも今では一人でしっかりできますよ。

こんな感じに丸めました。



面白いですよね。
子どもの感性が素敵です。



怖々沸騰したお湯に入れてみます。



浮いてくるのを待って取り出します。
これも熱さとの闘い。



こんなですからね。



しっかり取り出せてますね。
どこが熱い場所かも知っている。
こうやって3年間を過ごしているんだね。

そして完成。
ちなみに白玉はお味噌汁に入りました。
お餅みたいな感じですね。



今日は、炊き込みごはん、味噌汁、冷ややっこ。



さてデザートは。
もちろん羊羹。
12人いるのでどうやって切るかを話し合い。

大人にはない感性。
斜めに切ればいい。
それができないのが大人たち。
どうやったらいいのかわからない大人たち。

ということで碁盤の目状に。


さて、すべて終わったら、振り返りをしてお出かけです。



雨が降っていたのでカッパ族。
可愛いです。

そして公園で思いっきり走ります。



気が付いたら・・・。



砂に埋まってました。

今日は子どもたちの3年間を見た気がしました。
これから後半年、どこまで行けるのか。

この子たちの成長が私の幸せです。

園長 太郎