こんにちは。
昨日の夜11時過ぎに、弊社の前をけたたましくサイレンを鳴らしながら消防車が何台も通過して行きます。
そう、火事です。
地元消防団に入ってる私にも出動命令が下りました。
急いで現地に行くと、場所は地上30階建てのビル
結果だけ先に言うと、「酔っ払いのいたずら」でした。
公衆電話より、何○何号室が火災です!!との通報がありましたが、そこのお部屋には住民がいて、そんな事実は無いとのこと。
時々、この手のいたずらはあります。ホント、燃えてなくてよかったです
しかし、フッと「これがイタズラではなく、本当に燃えてたら・・・」と考えて恐ろしくなりました。
30階建ての8階で火災があったとします。勿論、スプリンクラーや屋内消火栓などの設備は揃っていると思いますが、100戸以上の住民が一斉に避難し始めたら大混乱です。
エレベーターは非常停止し、階段しか逃げる方法はありません。
非難階段・エントランス・建物の周りは大混雑し、あたりは煙に捲かれ、視界はほぼありません。
映画のように屋上からヘリコプターで救出もしてくれますが、一回にせいぜい5~6人しか救助出来ません。
怪我をして叫んでる人、泣き喚く子ども、ワンワン吠えるペット。まさに地獄絵図です。
そんな中を消防隊は進んで行きます。
人を掻き分け、救助しながら現場にたどり着くまで、何分要するでしょうか?そして、思うように消火活動が出来るでしょうか?
怪我人も多数発生するでしょう。救助は?現場は大混乱し、要救護者を搬送する事が出来ません。
その間に、火はどんどん延焼してゆきます。
もし無事鎮火したとしても、上階には煙の匂いが染み付き、下階には放水した大量の水が漏ってきます。上下階5層分がなんらかの影響を受けるでしょう。
損害だけでも計り知れませんし、いざ普通の生活に戻るだけでも凄い時間か掛かるでしょう。
勿論、設備が昔より良くなってます。それは間違いありません。しかし、最終的に火を消し止めるのは、今も昔も「人間」です。
高い機密性・完璧なセキュリティーシステム等・・・高層マンションが売りとしているところが、災害時にはすべて牙を剥きます。
私の個人的な意見としては、やはり高層マンションは信用できないです。
高いところに住むステータスを考えても、トレンドを考えても、いろいろ考えても、やはり住む気にはなれない。
絶対起こる災害時のデメリットが多すぎる。怖いですね。
でも、火災を起すのもまた人間です。
火災はちょっとした不注意から起こります。皆様、火の元には十分注意しましょう!!