10代から30代前半頃までとても仲良くしていた女友達がいた。
30代半ばでその子は転勤になり違う土地へ。
当初はよく電話やメールもしていたが、
後に彼氏と同棲を始めたらしく音信不通状態に
結局長年同棲した後にお別れしたようでそこからまた頻繁に電話やラインが来るようになった。
私も仕事が忙しくて前の様には長電話が辛く感じていた。
それから暫くして彼氏のような人ができたみたいでまた音信不通状態に。
そんな友達から入院中に久しぶりのライン電話の通知が。
手術日、私がまだ麻酔で寝ている時の時間だった。
グッタリしていた私は直ぐに気付かず2日後に
『〇〇ちゃん久しぶり。元気？電話気付かなくてごめんね、今遂に子宮全摘して入院中だよー』
と返信。
もちろん、友達も私が子宮筋腫ということは知っていたから。
そうすると
『遂に手術したんだね、病院だと電話は、難しいかな？』
との返信。
久しぶりだし何かあったのかと思い
『電話できるよ』
と私。
直ぐにライン電話がきた。
まだ全身麻酔のせいか喉にも違和感があり声が出しづらい。
お腹も痛いし頭もクラクラして体調も悪いしいつもの様に楽しく話しが聞けない。
友達は相変わらず自分の話しを続けた。
反応が悪い私に気づいたのか
『また電話するよね』
と言って友達は電話を切った。
私は、悪かったなって思い
少し体調が復活してから
私『その彼氏とその後仲直りできたかな？』
とラインした。
友達『したした！即効だった笑』
私『良かったね！』
終了。
この子とは縁を切ろうと思った。
今まで無理して人付き合いをしてきたところも正直あるが、
今回子宮全摘をして
家族以外誰も心配してくれなくて
家族には心配してほしくないから
弱みは見せられず
上辺だけの付き合いは少しづつ断捨離をしていく。
してもらうだけ望んでいるわけではない。
私もその子の話しを手術後とは言え本気で聞くことができなかった。
これが、親や兄弟ならもっと真剣に聞いていた。
自分が大切にできる人だけに時間を使いたい。
いい人をやめる。
凄く難しい事だけど来年の目標。
軽くて沢山入るから術後も助かったトートバッグ。
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