皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。

当院では、セラミックによるデジタル治療を導入して1年ほどになります。沢山の点で従来のアナログ治療とは違いがありますが、患者さんにとっての最大の差は、いわゆる「型どり」をしないということでしょう。

従来からの型どりに使う材料（印象材）としては、寒天と石こうが原料のアルジネート印象材、あるいはシリコンゴム印象材などが主流です。詰め物や被せもの治療を受けた方は経験があると思います。

ご自分のスキャンデータをスマホに収めるTさんと

製作工程の説明をする当院の安田歯科技工士

ですがデジタル治療では特殊な口腔内カメラを使って「スキャニング」を行いますので「型どり」はありません。

先日このデジタルセラミック治療を受けられたTさん。以前から理論的な説明にご納得頂ける方でしたので、きっとこういう治療の詳細には興味を示されると思いスキャニング後のデータをご覧に入れたところ、とても喜んで頂けました。

これからまずまず普及していくであろうデジタル治療。アナログな職人芸の極致といえる義歯（入れ歯）への応用など、可能性も拡がっています。今後もしっかり最新情報を取り入れていきます。

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デジタルセラミック治療・患者さんはスキャンデータに興味津々