出版という「文化」の仕掛人が動いた!その2 編集者と著者 | 118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

健康な人生を満喫している人は歯科と上手に付き合っています。歯科医師として日本初のアメリカ抗加齢医学会認定医が、歯科とアンチエイジングの意外な関係について語ります。

皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。


前回の投稿で、出版というプロセスの中で私にとって大きな存在なのが、書籍編集者/出版コンサルタントの城村典子(じょうむら ふみこ)さんと投稿しました。
 

その城村さん自身の初作品は、発売後1週間で増刷がかかるというヒット作になっています。

 

 

本を出そう、本を出そう、出したらどうなった?
(城村典子 著 みらいパブリッシング)

 


 

 

企画書が通ったなら、最大のハードルは越えたことになります。しかしここから、新たなステージが始まります。それは編集者と著者とのケミストリー(化学反応)です。

 

企画書を出版社の稟議にかけて通した編集者は「この著者となら、こんな書籍が作れるはずだ、そして売れるはずだ」というビジョンを持っています。出版社は事業として出版をしているのですから「売りたい」というのは当然のことですし、「今までにない、こんな本を世に出したい」という使命感にも似た気持ちも持っているはずです。

 

しかし、ここで少なからずあるのが著者と編集者との認識の齟齬(そご、くい違い)です。

 

著者はその分野でのスペシャリスト、場合によってはパイオニアに近い存在であることもあります。「自分にはこのコンセプトを世に問う義務がある」とまで思っていることもあったりします。

 

ただそうすると、大事なことをしっかり伝えたいと思う余り、ついつい専門的な内容を厳密に書くことになりがちです。

 

その原稿を読んだ編集者は「これでは読者に伝わらない!」とダメ出しをします。専門家目線でなく読者目線なのですから、むしろ当然でしょう。

 

ですが著者としては「これだけは伝えなくては」という気持ちが募り、上手く表現できないという袋小路におちいりかねないのです。


著者にとって、編集者は最初の読者であり、最初の支援者だと思います。しかし同時に「最初の壁」ともいえる存在です。編集者といかに適度の緊張感を持ちつつ建設的な関係を築けるがが、出版の成功には大きく関わると思っています。
 

「でも出版は初めてだし」と不安に思う方も多いでしょう。ですがご安心下さい。そこをしっかりとサポートしてくださるのが城村さんです。

 

出版が決まった後もサポートして下さる城村さんの処女作、3刷、4刷をとなり多くの人の目に触れることを願っています。

本を出そう、本を出そう、出したらどうなった?
(城村典子 著 みらいパブリッシング)