皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。
日本サッカー協会は4日、国際親善試合のカナダ代表戦(13日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)、チュニジア代表戦(17日、ノエビアスタジアム神戸)に臨む日本代表メンバー26人を発表しましたが、主軸の攻撃的MFである堂安律選手(ドイツ一部リーグ・フライブルク)はイタリア一部リーグ(セリエA)・ラツィオ所属の鎌田大地選手と共に不選考となりました。
堂安律は親知らずを抜いた影響、鎌田大地は膝の負傷で選外【サッカー日本代表】(中日スポーツ)
攻撃陣の主力として、最近は常に代表入りしてきた堂安選手。今回の不選考の理由が、何と親知らずの抜歯の影響だというのです。
堂安選手は先月にも親知らずの抜歯でコンディション不良におちいっており、想像ですが両側の下あごの親知らずを抜歯したと思われます。
「それなら仕方ないね」と思われるかも知れませんが、多少なりともサッカーを知る歯医者としては、何とも残念な気持ちです。
プレー中の負傷なら突発的なことですからやむを得ません。ですが、炎症を起こして抜歯が必要になるリスクのある親知らずは、歯科医が診断すれば比較的容易に分かります。
ということは、世界4大リーグの一つであるドイツ一部リーグに属するチームでも、選手の口腔内の管理は不十分だったということです。
今季の堂安選手は国内リーグだけでなく、欧州各国の上位チームで争うヨーロッパリーグ(EL)、さらにはワールドカップ予選を控えています。ですからなおさら、
「シーズンオフに抜いておいた方がいいよ」
というアドバイスがなかったのは残念です。
世界中の全てのプロのクラブにはチームドクター(恐らく整形外科医・内科医が中心)が選任されているはずですが、歯科医の関与というのはまだまだ少ないのが現状です。
自分にも何か出来ないかと考え始めました。
YouTube 新チャンネル開設しました。登録お願いします!
Dr.Morinaga’s Channal 老化を巻き戻そう!
口腔脳腸相関
このワードの普及を目指し商標登録しました
検査で「異常なし」なのに、あなたはなぜ不調なのか?
アンチエイジング専門歯科医が教える『本当の健康』を
手に入れるためのメール講座
著者最新刊!
アマゾン販売はこちら
「歯科から始めるアンチエイジング栄養学」 直販サイト