6年ぶりの三陸被災地歯科訪問団 ~新たに加わった視点 その3 伝承館の整備~ | 118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

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健康な人生を満喫している人は歯科と上手に付き合っています。歯科医師として日本初のアメリカ抗加齢医学会認定医が、歯科とアンチエイジングの意外な関係について語ります。

皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。

 

三陸被災地歯科訪問団、被災後数年の時点と現在で大きく変わったことのもう一つが、各地の「伝承館」が整備されたこと。

 

被災後数年後から「震災遺構」の保存、例えば石巻市の旧大川小学校などが解体せずに保存されることは決定していましたが、今回大船渡~陸前高田~気仙沼の各地に整備された、いくつかの「伝承館」をめぐることが出来ました。

 

これらは各県の自治体、あるいは国の直轄で設けられたもので、三陸沿岸がこれまで受けてきた津波被害の歴史、そして今回の津波被災をとおして私たちがこれから何をしていくべきか、深く考えさせられるものでした。

 

(陸前高田・国立復興記念公園)

 

なかでも「忘れないで、後世に伝えていく」ことの重要性は計り知れないものがあります。その意味で印象的だったのが「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」でした。被災した県立向洋高校を遺構として保存し、それに接続するかたちで伝承館を設けたものです。

 

 

(気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館)

 

これまでも被災地のいくつかの場所で「語り部」と呼ばれる方々のお話を伺ったことがありますが、この伝承館の語り部はなんと中高生だったのです。

 

 

 

(高校三年生の語り部グループのリーダーが指さして解説)

 

高校3年生の語り部は、被災時は幼稚園の年長だったとのこと。中学生以下となれば体験としての津波はもはやないでしょう。その彼らが遺構を前にして私たちに語りかけてくれる。「つなぐ・伝承する」という行為を目の当たりに出来たことは収穫でした。

 

やはりこの大震災は何年経過しても、誰であっても関わり続ける価値がある、関わり続けなければならないのだとの思いを新たにしました。

 

(画像は菊池団長撮影)

 

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