皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。
「機能性医学」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
広くとらえれば栄養療法の一つと言ってもいいでしょう。あくまでも個人的な意見ですが、オーソモレキュラー栄養学は、生体の機能を維持したり回復させたりするために「不足した栄養を補う」というところに軸足を置いているのに対し、機能性医学はそれに加えて「身体の機能を低下させる物質を避けたり、排出するための手段をより重視している」といえるでしょう。
もちろんオーソモレキュラーも機能性医学もそれほど大きな違いがある訳ではなく、標準的な治療だけでは解決できない病態を栄養に着目して解決していく姿勢に違いはありません。それは機能性医学の創始者であるJ.ブラント博士がもともとはオーソモレキュラー栄養を学び、現在も国際オーソモレキュラー医学会の殿堂入りをしていることからも分かります。
そのブラント博士の著作である「機能性医学入門」の監訳陣の一角に加えて頂いた日本語版が出版されました。私は第7章の担当です。
400ページを超える大著で「とっつきにくいな」と思われるかも知れませんが、具体的なエピソードが多く、グイグイ引き込まれる面白さです。
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