皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。
執筆とスライド作成などがひと段落。久々にブログ更新です。
つい先日、「リンの事典」という、いささかマニアックな本を取り寄せました。カルシウムや亜鉛、鉄などのミネラルはそれだけを扱った専門書が結構出ていますが、リンというのは少ないと思います。
税込みで9千円超と結構高価でしたが、この厚さを見れば納得。340ページ以上の大著です。
早速パラパラとめくってみると、リンというミネラルについてのあらゆる情報が詰め込まれてとても面白いです。対象の読者が医学・生物学関係だけでなく農業・鉱工業、リサイクル業界までカバーしているだけのことはあります。
リン製品(需要が大きいのは肥料関係)の原料のリン鉱石は現在、100%輸入に頼っているのですが、過去の国内でのリン鉱山開発の歴史などは興味を惹かれますね。
もちろん、最近はリン過剰症が問題になっている医学分野の情報も膨大です。なんといっても遺伝子(DNA)や細胞膜の材料ですからね。
じっくり長期間、楽しめそうな、そしていざという時に頼りになりそうな本です。
★国際オーソモレキュラー医学会 第47回世界大会★
2018年4月27日(金)~29日(日)
最終日に講演します
★学際企画で講演します(福岡・大阪・東京)★