噛まないと成長期の記憶・学習能力が低下 | 118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

健康な人生を満喫している人は歯科と上手に付き合っています。歯科医師として日本初のアメリカ抗加齢医学会認定医が、歯科とアンチエイジングの意外な関係について語ります。

皆様こんにちは。栄養を科学する抗加齢歯科医、森永宏喜です。

 

東京医科歯科大学と神戸大学の共同研究チームから、興味深い研究成果が発表されました。

 

マウスに離乳期から成長期にかけて粉末飼料を与えて、咀嚼刺激を低下させる動物実験を行ったところ、通常の固形飼料を与えたマウスと比べ、顎顔面の骨や噛むための筋肉の成長が抑制され、記憶・学習機能も顕著に障害されたとのことです。

 

さらに脳の中で記憶・学習を司る「海馬」を解析したところ、それらのマウスでは神経活動やシナプス(神経細胞どうしの結合)形成、脳由来神経栄養因子(Brain derived neurotrophic factor: BDNF)の発現が低下し、神経細胞が減少していることが分かったとのことです。

 

東京医科歯科大学プレスリリースより引用

 

よく噛めることが認知症の予防に効果的なことは以前から言われていますが、成長期の記憶・学習能力にも大きく影響している可能性がありますね。

 

ますます、噛むことと脳機能の関係は目が離せません。

 

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栄養療法が歯科臨床を変える 応用編

 

◆目次

序章 口の中の恐ろしい「もの言わぬ病」

第1章 全ての病気は歯から始まり、腸に至る!

第2章 認知症の原因も口の中にあった

第3章 食べていると確実に死に近づく食べもの

第4章 自分でできる歯と口のケア

第5章 いい歯科医とダメな歯科医

 

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