スプーン一杯でメタボにも有効、ココナッツオイル

皆様こんにちは。
栄養を科学する抗加齢歯科医
森永宏喜です。

飽和脂肪酸としてかつて敬遠
されていたココナッツオイル
ですが、最近はアルツハイマー病
など様々な効用もあることが
分かってきています。

最新のブラジルでの研究で
注目に値するものがあります。

対象者は５４歳から７０歳の
高血圧患者で約６割は男性、
そのうち約95％は脂質異常症
でコレステロール降下薬を服用。

まあいわゆる「メタボ」ですね。

最初の３ヶ月はベースとなる
食事を摂取し、次の３ヶ月に
１日約１３ｍｌのエキストラ
バージン・ココナッツオイル
（テーブルスプーン１杯分）
を加えた群と、そのままの

食事を続けた群とで各種の
測定値を比較しました。

スプーン一杯でメタボにも有効、ココナッツオイル

数値の変化は以下のとおりです。

（いずれも平均）

体　重  　-0.6kg

ＢＭＩ　  -0.2kg

ウェスト　-2.1cm

首まわり　-0.4cm

最高血圧　-3.3mmHg

最低血圧　-3.5mmHg

そして善玉コレステロールの
ＨＤＬが3.1～7.4mg増加
していました。

他の条件を全く変えずに、
ココナッツオイルを摂っただけ
でこの効果があるというのは
ウレシイですね。

この研究の発表者は

「循環器系の病気の二次予防（早期発見、早期治療）に効果があるのでは」

との意見ですが、私は「未病」を
防止する「一次予防」にも充分に
有効なのではと思います。
それはイコールアンチエイジングです。

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