ヨーグルトが重金属デトックスの可能性 | 118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

118歳も夢じゃない!抗加齢専門歯科医が教えるアンチエイジングの秘密

健康な人生を満喫している人は歯科と上手に付き合っています。歯科医師として日本初のアメリカ抗加齢医学会認定医が、歯科とアンチエイジングの意外な関係について語ります。

皆様こんにちは。
栄養を科学する抗加齢歯科医
森永宏喜です。

最近のおとなりの大陸のニュースを
見ていると、発展途上国では、先進国
よりも

「食べ物が有害物質に汚染されている危険」

はより大きいだろうというのは皆様感じている
と思います。いまスーパーで原産国を確認
しない主婦の方は少数派でしょうね。

抗加齢医学関連の調査は日米欧の先進国
からのものが圧倒的に多いですが、アフリカ
東海岸のタンザニア(ケニアのすぐ南に位置
します)からの面白い研究を見つけました。


60人の妊婦に乳酸菌リッチのヨーグルトを
19日間摂取させたところ、有害金属の水銀
の体内への取り込みを26%、
ヒ素を78%防いだとのこと。


ヨーグルトが水銀デトックスに

「よーしヨーグルトだぁ!」

とスーパーに走ろうとした方は
少しお待ちを(^^)

ポイントのひとつは、このヨーグルトの乳酸菌は
「ラクトバシルス・ラムノーサス」
という菌であるということ。

ひと口に乳酸菌といっても種類はゴマンとあり
菌種を問わず望める効果と、特定の菌だけが
持つ能力がある
のです。

たとえば某大手乳製品メーカーが出している
赤いパッケージのヨーグルトは
「風邪予防に効果的」
とのデータが出て爆発的に売れたようですが、
実は他の乳酸菌でも同じ効果があるという
研究発表は沢山あります。


逆に、この重金属への効果が「ラムノーサス」
以外でもあるのかどうかは不明です。

もう一つは、効果があったのが「妊婦」だと
いうこと。妊娠中はホルモンのバランスはじめ
多くのことが普段とは違います。

実際、同時に行われた児童への調査では
効果がよく分からなかったようです。

水俣病のような大きな公害問題は、先進国で
これからおきる恐れは少ないかもしれません。

でも途上国では危険は大きいと思いますし、
認知症など脳の機能、アンチエイジングへの
影響は研究が始まったばかり。

乳酸菌が重金属の吸収をおさえるというのは
とても可能性を感じるトピックなので、この情報
はこれからもフォローできればと思います。

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