栄養を科学する抗加齢歯科医
森永宏喜です。
信頼性の高いメタ解析の調査で、
糖類入り飲料を1日に1~2回
飲むだけでⅡ型糖尿病の
リスクが26%、心臓発作や
致命的な心臓病のリスクが
35%上昇とのことです。
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-09/acoc-nre092415.php
これらの飲料の甘味料は
ほとんどがトウモロコシの
でんぷんを分解してブドウ糖
と果糖(フルクトース)にした
フルクトースコーンシロップ
(ブドウ糖果糖液糖)
です。
果糖は肝臓で中性脂肪に
変わりやすい性質があり
脂肪肝やインスリン抵抗性
(効きが悪くなること)を
招きます。
要するに太りやすい。
しかも原料のトウモロコシ
はほどんどが、がんなどの
危険が増す
遺伝子組み換え作物
と言われています。
この程度の量で心臓病や
糖尿病にかかりやすくなる
という認識はほとんどの
人が持っていないはずです。
著者は
「公衆衛生の戦略の上で対策は急務だ」
としています。
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