酒井としおさんが東国原元宮崎県知事の講演会に行っての感想から。
(http://www.middleage.jp/mag2011/0902.html)

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誤解を恐れずに言えばフツーの人びとは「地方自治の理想の姿」や「正しい国政の運営方法」を聞いても分からないし、興味はないし、どれが正解なのか分からない。フツーの人がマニフェストを読んでも正直に言ってどの政党に投票するのが「正しい」のかは分からない。


でも、誰に投票するかといえばたぶん「この人なら何かやってくれそうだ」「この人なら俺たちのことを分かってくれそうだ」という「気持ち」だと思う。
「この人なら明るい未来に連れて行ってくれるんじゃないか」という「思い」。


東国原さんってたった1時間30分の中で
「この人なら何かやってくれそうだ」
と思わせる。

「この人なら俺たちのことを分かってくれそうだ」
と思わせる。


それが凄い。


理屈じゃないんだね。人はやっぱり「心」だ。
政治家も商売人も正論を真面目に伝えることは大切だけど、それだけでは「伝わる」とは限らない。

相手は「心」を持った、フツーの人間なんだ。


「この人なら・・・。」
どんな業界にいても相手にそう思ってもらえることが
大切なのだ。


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ブランドを作るのは10年かかるが、ブランドを壊すのはたった一日、といいます。
合わせて心がけたい。

僕に一番できていないこと。そして、一番必要なこと。
日々是精進。