こんにちは、神社伝書びと 守本です。

 

2023年5月5日の能登半島大地震で

被害に遭われた方々にお見舞い

申し上げます。

 

それから、4月29日に守本が敬愛する

画家のマークエステル・スキャルシャフィキ

画伯がお亡くなりになりました。

とてもショックでした・・・・。

もう1回マークさんにお会いしたかったです。

1枚だけ絵を持っていますが、もう1枚

購入しておきたかった・・・。

(多分私にはもう手が届かん)

 

マークさんの過去記事はこちら

 

 

さて、本日の記事です~。

 

室生龍穴神社の次は、大神神社です。

前回大神神社にご参拝したときは

レンタカーでしたが、今回は、

交通機関にしました。

この理由は、紅葉のハイシーズンで

どれぐらい渋滞するか、駐車場の空き

待ちが発生するかが読めないことでした。

ダイヤの都合もあって、

室生龍穴神社→大神神社の次は

時間的に一社しか無理そうでした。

結果、この選択が正解だったかは

わかりませんが、この日大神神社の

駐車場はかなり混みあっていました。

 

大神(おおみわ)神社

ご参拝は、三回目?か四回目かです。
これまであまりゆっくり滞在できなかった
ので、今回はなるべくしっかりと
回りたいと思っていました。
 
新型コロナウィルスの感染拡大防止の
ため、ご神体である三輪山の登拝は
できないことが事前にわかっていたので
すこし残念でした。
これから解禁になると良いですね。
是非もう一度登りたいと思います。

 

鳥居です。ここは二の鳥居みたい。

 

扁額には「三輪乃神」とあります。

 

境内図です。公式HPからお借りしました。

こうして改めて見ると、めちゃくちゃ

広いです。。

とてもまわり切れませんが、記事は

2回になってしまう予感大ですね。旗

(いつも行き当たりばったりで書いてるんで)

 

参道を進んで行くと・・・・

 

祓戸(はらえど)社があります。

 

祓戸社のご祭神は、末社の

祓戸大神(祓戸四神)です。

もちろん、必ず一番初めにご参拝を

しないといけません。

 

いよいよ、見えてきましたよ~。

 

いつも、この注連縄掛をくぐるとき

感動で胸が震えます。

 

境内は、案外ゆったりとしていました。

ひっきりなしにご参拝の方はいますが

列ができても10人程度でした。

 

 

帰りに人がいない綺麗な写真が撮れた

ので、次回載せますね。

 

大神神社のご神体は三輪山で、

三輪山を本殿としています。

そして、拝殿と本殿である三輪山の

間には、三輪鳥居と呼ばれる三ツ鳥居

がありますが、拝殿から見ることは

できません。

 

ご祭神は、

とされています。

この大物主大神さまは謎の神様で、

オオクニヌシさまであるとか、

ニギハヤヒさまであるとか、

いろんな説があるようですね。

 

公式HPから説明を少しお借りします。

当社の創祀そうしに関わる伝承が『古事記』や『日本書紀』の神話に記されています。『古事記』によれば、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に現れ、国造りを成就させる為に「吾をば倭の青垣、東の山の上にいつきまつれ」と三輪山に祀まつられることを望んだとあります。
また、『日本書記』でも同様の伝承が語られ、二神の問答で大物主大神は大国主神の「幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)」であると名乗られたとあります。そして『古事記』同様に三輪山に鎮まることを望まれました。この伝承では大物主大神は大国主神の別の御魂みたまとして顕現けんげんされ、三輪山に鎮しずまられたということです。

少しかいつまんで書きますと、

古事記ではオオモノヌシさまがオオクニヌシさま

の前に顕現し、三輪山に祀れと望んだ

となっており、

日本書紀ではオオモノヌシさまはオオクニヌシ

さまの幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)

であると名乗り、三輪山に鎮まることを

望んだとあります。

 

オオナムチさまがオオクニヌシさまで

あるとしたら、配祀されているのが

オオナムチさまなので、「?」ですよね。

三輪山頂上の磐座にはオオモノヌシさま、

中腹の磐座にはオオナムチさま、

麓の磐座にはスクナヒコナさまが

鎮まられる、と神社の古い縁起書には

記されているそうです。

やはり同一ではないのでは・・・

 

市販の写真ですが、三輪山は美しい

ピラミッドのような形をしています。

 

あまり参考にもなりませんが、

私が以前三輪山に登ったときには

頂上の磐座には女の子

(と思ったけど男の子かも)が

腰かけていて、古代語?で話しかけて

来られましたが、、、

まあ、よくわかりません。

「神様の正体」を考えるのは不遜なこと

だと、今では思っております。

 

ただ、白蛇の巳ぃさんの存在が

とても大きくて、古い古い自然信仰が

ベースであることは間違いないと、

個人的には考えています。

 

さてさて、参集殿を通って、

次のお目当ての神社へと

向かいます。

その時に撮った拝殿の横側です。

横顔もご立派で!つい撮ってしまいました。

 

ふと見ると、大きな杉玉が。

オオモノヌシさまは、お酒の神様

でもありますもんね。

 

向かう先は、狭井神社 (さいじんじゃ)です。

 

 

途中にある、摂社の磐座神社です。

 

ご祭神は、スクナヒコナさまです。

三輪山麓の磐座に鎮まる神様ですね。

ということは、このお社の向こうにある

磐座らしきものがご神体なのかも

しれません。

 

狭井神社に着きました。

ああもう、鳥居越しでも伝わる

この清浄な場の空気・・・。

大好きな場所です。

 

密かにテンション爆上がっております。

 

ご参拝します。

この日はあまり混んでいなくて良かった。

狭井神社の正式名称は、

狭井坐大神荒魂神社

(さいにいますおおみわあらみたまじんじゃ)

です。

その名のとおり、ご祭神は大神荒魂神さま。

 

え、ちょっと待って、

配祀神の中にオオモノヌシさまの名が

ありますやん。

ここでいう「大神」はオオモノヌシさまとは

別の神様ってことですよね。

オオモノヌシさまの和魂とは別って

意味かもしれないけど、意味深だと

思います。。

 

他にもこの配祀には色々思うところが

あるけれども、書かないでおきます。

ただ、私がここで感じる神様は、

女性の水の神様です。

配祀の神様のどなたかなのかも

しれませんね。

 

ちなみに、「狭井」の意味は神聖な井戸と

いうことでして、こちらではとっても

美味しい御神水をいただくことができます。

ここで汲んだお水を手に三輪山登拝するの

サイコーなんですドキドキ

(いつも登っておられる方にとっては

わざわざ書くようなことでもないんでしょう

けど・・・・九州から来てよそ者なのでお許しを。)

 

書く順番が後からになりましたけど、

ここ狭井神社のところに三輪山の

登山口があります。

この記事を書いている2023年5月7日

現在、新型コロナウィルスの影響で

閉鎖されておりますが、早く再開

されるといいなと思います。

8日からコロナ5類になりますしね。

 

この登山口から先はカメラを向ける

ことが禁止されています。

スケッチすら禁じられているのだとか。

そこで、この登山口の辺りから

お山を見上げて、一心にお祈りを

しました。

その時に、少しだけ不思議な体験を

したのです。

 

話を引っ張るの好きじゃないんだけど、

構成上次回にこの話は書かせて

いただきますね。

 

最後に、狭井神社入口の近くにある

末社をご紹介をさせていただきます。

市杵島姫(いちきしまひめ)神社です。

 

 

とても美しい神社ですね。

ご祭神は、名のとおり

市杵島姫(イチキシマヒメ)命さまです。

 

次回は、不思議な体験のお話と、

他の境内社のご紹介をさせて

いただきますね。

綺麗に撮れた拝殿や御朱印の

写真も次回にします~。

更新遅いのですが怒らないでくださまし。

 

AmebaOwnd神社伝書びとのおぼえがき
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