こんにちは、神社伝書びと   守本です。

福井の旅も最後、気比神宮です。
最寄りの敦賀駅からは徒歩20分くらい。
私はうまくコミュニティバスに乗れ
7,8分でバス停「気比神宮前」に
着きました。

ぼんやりしたお天気のせいか、
疲れが出てきたのか、
気のせいにしようとしていた頭痛が
だんだんひどくなってきました。

遠目にも鮮やかに目立つ大鳥居。
やっと着きました!


「元国宝」だそうで、現在は重文です。


大鳥居の説明書き。
紅葉が綺麗だったのでつい撮影。


この鳥居をくぐると、すぐ左に
猿田彦神社があります。
ここは後でご参拝することにしました。

参道を直進すると、長命水という霊水が
あります。ここではご紹介を省略。
その先に手水舎があり、すぐ左手に
また鳥居があります。

その先に見えるのが拝殿です。


拝殿の奥に本殿、その奥に「四社の宮」
があります。
境内図を公式HPからお借りし、
必要な部分だけ切り出しました。



ご祭神です。(公式HPより)
 ※敬称略
主祭神:
伊奢沙別命(いざさわけのみこと) 
相殿神:
仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
四社の宮:
応神天皇(おうじんてんのう)
日本武尊(やまとたけるのみこと)  
玉姫命(たまひめのみこと)
武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと) 

主祭神のイザサワケさまは
「気比大神」または「御食津大神」とも
呼ばれており、食物の神様であると
ともに、海上交通、農漁業、生活全般の
神であるとされています。
この神様は、気比神宮特有の神様です。
相殿神や四社の宮の祭神を見ると
武運成就の崇敬も篤かったのがわかります。
最初は、食べ物の神様だけだったのが
あとから朝廷の信仰のもとに
発展していったのかなという感じです。

前置きが長かったですが
いざ、ご参拝。



・・・ん?
イザサワケさま・・・?

応神天皇さまとか仲哀天皇さまのような
天皇さまゆかりの神様っぽい感じでした。
これがイザサワケさまなのか、
それとも主祭神と違う神様がそこに
お立ちになっていらっしゃってるのか
なんせ初対面なのでわかりません。

うーーーんうーん

写真では人が写っていませんが、
実はひっきりなしに団体の参拝客さんの
波が押し寄せていました。
写真は、帰る間際に
ご参拝ピークが引いていたので
撮影したものです。
なので、ザワザワと落ち着かない境内から
ちょっと避難するように
横にある摂末社群にご参拝することに
しました。

九社の宮と神明両宮です。
まずは案内看板です。



まずは九社から。
細長い小道に2社、そして7社が
L字型に並んでいます。
主祭神・伊奢沙別命の御子神らを祀ると
されています。

手前から
↓摂社 伊佐々別神社



え、、主祭神と同じ名前の神社やん?
イザサワケさまの荒魂かしら。。

と思ったら、、、ご由緒書の説明では
御食津(ミケツ)大神荒魂神となっています。
あらら、、、まんまイザサワケさまの
荒魂さまでしたね。

ここでは、イザサワケさまの存在が
リアルに感じられました。
拝殿にいらっしゃった神様とは
違う神様ですが、この神様が
イザサワケさま(食物の神様)です。

イザサワケさまは私を見て、

お前は面白いね。
神に対して、へりくだり過ぎることもなく
不遜になることもなく
その距離は程良いぞ。


と言われました。
そして、ふっと手を動かされたところ
頭痛がキレイに良くなりました。

お前が辛そうだったから
取ってやったよ。


こういうちょっとしたエネルギー調整は
神様にとってわけもないんです。
「その気」になってくれる神様かどうか、
ただそれだけで。
イザサワケさまは、お優しい神様でした。

イザサワケさまは、その後

で、その後ろの子は何だね?

とおっしゃいました。
視線が、ハクの方とは違います。
※ハクはオオクニヌシさまの神使です。

へ?何か私、くっつけて来ましたか?

と、そろりと後ろを振り返ると・・・

コケシが!!!!!


小さな子どもくらいの大きさがあって
実際はコケシではなく、ずん胴で
手足がない人形のようなモノでした。
(肉眼では見えないものです)

ひっ!!!!!!!滝汗

な、な、なんでしょう?( ̄▽ ̄;)

私が焦っていますと、

ソレは、どこかの神から遣わされたもの
のようじゃなぁ、、


と言われます。
そして、

アマテラスさまではないかな?
心当たりはないのか?


と言われました。
アマテラスさま??
今回の旅では接触していません。



としばし悩んだ後、ハッと気づきました。

先月、島根の日御碕神社でアマテラスさまに
お会いしたとき、
アマテラスさまに言われた、ナゾの一言…
日御碕神社の記事では書きませんでしたが

その子を大事にな。

という言葉でした。
意味がわからずスルーしたままでしたが、
あれは、このことだった…!?
(ドキドキ)

しかし、何のために?
そして、何でコケシ(的なもの)?

混乱したまま、摂末社のご参拝を
続けました。


↑末社・擬領神社。
 祭神:武功狹日命(たけいさひのみこと)
 (他説あるようです)


↑摂社 天伊弉奈彦神社。
 祭神:天伊弉奈彦(あめのいざなひこ)大神


↑摂社 天伊弉奈姫神社
 祭神:天比女若御子大神


↑摂社 天利剱神社。
 祭神:天利剣(あめのとつるぎ) 大神


↑末社 鏡(かがみの)神社。
 祭神:慈悲之大神


↑末社 林(はやしの)神社。
 祭神:林山姫神


↑末社 金(かねの)神社。
 祭神:素戔嗚尊


↑末社 劔(つるぎ)神社
 祭神:姫大神尊

九社は、スサノオさま以外は知らない
神様ばかりでした。。
あまり一般的でない神様ばかりですね。
興味深いです。

そして、、、、奥にある神明両宮へと
向かいます。

残りを書くと長くなるので
ここから先は、次回にしますね。
早めにアップします。

ご朱印だけ先にご紹介しておきまーす。





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