こんにちは、神社伝書びと 守本です。
今回は、福岡県久留米市にある、
須佐能袁（すさのお）神社のご紹介です。
この地方にある神社を検索していて、
こちらの社殿の美しさに惹きつけられ、
さっそく行ってみることに。
この一帯は伝統的町並み保存地区となって
おり、旧豪族である草野家代々の神社と
されていたそう。
私は観光していませんが、
趣のあるレトロな建物があるようです。
興味のある方は検索してみてくださいね。
それでは、参りますよ～。
扁額は龍が施してあり豪華です。
鳥居をくぐるとすぐに太鼓橋があります。
緑の勢いがすごくてあまり見えませんが
その向こうが巨大な楼門です。
この太鼓橋がけっこうなアーチで、
ぺたんこ靴でも上り下りがちょい難儀でした
あっ 太鼓橋を渡らなくても
平坦な道を通っていくことができます。
横から見るとこう↓。
やっぱり緑の勢いがすごくて見えないですね。
紅葉の季節の風景はきっと圧巻でしょう。
池にはぶっとい黒色の鯉が泳いでいて
時折跳ねる、大きな音が
静かな境内に響き渡ります。
境内でその重そうな水音を初めて聞いた瞬間は、
何か妖怪でもいるんじゃないかと
慌てて池を確認しました・・・笑。
それでは、一見の価値がある楼門です。
須佐能袁神社の現在の社殿は、明治14年
（1886年）に完成したもので、
楼門とともに県の指定文化財です。
個人的には、もっと格上げしてもいいのにと思います。
何と言っても素晴らしいのは、
楼門と社殿の見事な彫刻です。
数えきれない種類の動物などが
生き生きと浮かび上がって来ます。
年を経ても伝わってくる迫力はすごいです。
それでは、ご参拝。
拝殿の屋根は総檜葺で重厚な雰囲気です。
主祭神は素戔鳴尊（すさのおのみこと）
右の座に天照大御神（あまてらすおおみかみ）
左の座に菅原道真公（すがわらのみちざねこう）
となっています（敬称略）。
ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ
スサノオさまのお話「人の中に神はある」
※以下はお聞きした話を、
私の言葉で書いています。
人と人の関係は「合わせ鏡」と言うように、
自分が目にする相手は映し身
（現し実：うつし・み）です。
人が現し世の中に実体を置きながら
神を感じるのに最も良い方法は
自分の映し身である、
目の前の人の中に探すことです。
なぜなら、
ものごとの計らいやありようは
すべて天によって運ばれているのであり、
それを一番学ぶことができるのは
人との関係の場だからです。
ふとした人の行動や言葉に、
啓示を受けることは可能なのです。
そして、相手との関係において、本当に
相手の中に神はあると理解したとき、
私”が”あなたにしてあげる
私”が”あなたにしてほしい
という、「が」中心の考え方から卒業する
ことができます。
これが
「カガミ」から「ガ」を取った「カミ」
の姿です。
これはつまり、
相手の中にも神があり、自分の中にも神があり
その事実を基礎として現実を生きるのが良い、
ということです。
相手がなければ、人は
自分のことを良く知ることができません。
この現実世界においては、
対象への感謝を通じて、初めて「個」の
ステージを超えることができます。
これはすべての人に課された課題であり
現実の生活は、感謝することを学ぶための
場でもあるのです。
*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆
うまく伝わったでしょうか(;^_^A
誰もいない境内で
５月の輝く日差しを浴びる社殿で
とつとつと、そのようなお話を
教えてくださったスサノオさまの目には、
ご自身が感謝を湛えておられました。
本当に偉ぶるところのない、
人に対する愛情があふれる神様です。
さて、境内社も少しご紹介しますね。
↑粟島神社
少名毘古那神（スクナビコナノカミ）さま
をお祀りしています。
↑弓月社
月弓尊（ツキユミノミコト）さま
をお祀りしています。
お、これで本殿と合わせて
三貴神が揃いましたね
あと、写真を撮っていないのですが
秋葉社もあったようです。
（覚えていない・・・）
迦具土神（カグツチノカミ）をお祀りしています。
あとは小さな祠がたくさんありました。
それぞれにお社の名前は書かれて
いなかったので、どれがどれとは
わかりませんが、
その他の末社のお名前とご祭神を
ＨＰからコピペさせていただきました。
私が見つけた祠は６つ。
数は合っていますね。
そのうちの１つの写真です。
この付近はまあまあ住宅が立ち並んでますが
素朴で優しい感じのエネルギーに満ちていて
神様の存在が感じられます。
こんなに素敵な場所があるのかと
個人的にはとても驚きました。
ここで生まれ育った方はきっと、
裏表のない、優しく穏やかなご性格
なのだろうな・・・
こういうエネルギーの場所が
普段もっと身近にあればいいのに、と
少し羨ましく思いました。
今回は、福岡県久留米市にある、
須佐能袁（すさのお）神社のご紹介です。
この地方にある神社を検索していて、
こちらの社殿の美しさに惹きつけられ、
さっそく行ってみることに。
この一帯は伝統的町並み保存地区となって
おり、旧豪族である草野家代々の神社と
されていたそう。
私は観光していませんが、
趣のあるレトロな建物があるようです。
興味のある方は検索してみてくださいね。
それでは、参りますよ～。
扁額は龍が施してあり豪華です。
鳥居をくぐるとすぐに太鼓橋があります。
緑の勢いがすごくてあまり見えませんが
その向こうが巨大な楼門です。
この太鼓橋がけっこうなアーチで、
ぺたんこ靴でも上り下りがちょい難儀でした
あっ 太鼓橋を渡らなくても
平坦な道を通っていくことができます。
横から見るとこう↓。
やっぱり緑の勢いがすごくて見えないですね。
紅葉の季節の風景はきっと圧巻でしょう。
池にはぶっとい黒色の鯉が泳いでいて
時折跳ねる、大きな音が
静かな境内に響き渡ります。
境内でその重そうな水音を初めて聞いた瞬間は、
何か妖怪でもいるんじゃないかと
慌てて池を確認しました・・・笑。
それでは、一見の価値がある楼門です。
須佐能袁神社の現在の社殿は、明治14年
（1886年）に完成したもので、
楼門とともに県の指定文化財です。
個人的には、もっと格上げしてもいいのにと思います。
何と言っても素晴らしいのは、
楼門と社殿の見事な彫刻です。
数えきれない種類の動物などが
生き生きと浮かび上がって来ます。
年を経ても伝わってくる迫力はすごいです。
それでは、ご参拝。
拝殿の屋根は総檜葺で重厚な雰囲気です。
主祭神は素戔鳴尊（すさのおのみこと）
右の座に天照大御神（あまてらすおおみかみ）
左の座に菅原道真公（すがわらのみちざねこう）
となっています（敬称略）。
ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ
スサノオさまのお話「人の中に神はある」
※以下はお聞きした話を、
私の言葉で書いています。
人と人の関係は「合わせ鏡」と言うように、
自分が目にする相手は映し身
（現し実：うつし・み）です。
人が現し世の中に実体を置きながら
神を感じるのに最も良い方法は
自分の映し身である、
目の前の人の中に探すことです。
なぜなら、
ものごとの計らいやありようは
すべて天によって運ばれているのであり、
それを一番学ぶことができるのは
人との関係の場だからです。
ふとした人の行動や言葉に、
啓示を受けることは可能なのです。
そして、相手との関係において、本当に
相手の中に神はあると理解したとき、
私”が”あなたにしてあげる
私”が”あなたにしてほしい
という、「が」中心の考え方から卒業する
ことができます。
これが
「カガミ」から「ガ」を取った「カミ」
の姿です。
これはつまり、
相手の中にも神があり、自分の中にも神があり
その事実を基礎として現実を生きるのが良い、
ということです。
相手がなければ、人は
自分のことを良く知ることができません。
そして相手に感謝すればするほど、
自分自身の中に神を見つけることが
できるようになるのです。
この現実世界においては、
対象への感謝を通じて、初めて「個」の
ステージを超えることができます。
これはすべての人に課された課題であり
現実の生活は、感謝することを学ぶための
場でもあるのです。
*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆
うまく伝わったでしょうか(;^_^A
誰もいない境内で
５月の輝く日差しを浴びる社殿で
とつとつと、そのようなお話を
教えてくださったスサノオさまの目には、
ご自身が感謝を湛えておられました。
本当に偉ぶるところのない、
人に対する愛情があふれる神様です。
さて、境内社も少しご紹介しますね。
↑粟島神社
少名毘古那神（スクナビコナノカミ）さま
をお祀りしています。
↑弓月社
月弓尊（ツキユミノミコト）さま
をお祀りしています。
お、これで本殿と合わせて
三貴神が揃いましたね
あと、写真を撮っていないのですが
秋葉社もあったようです。
（覚えていない・・・）
迦具土神（カグツチノカミ）をお祀りしています。
あとは小さな祠がたくさんありました。
それぞれにお社の名前は書かれて
いなかったので、どれがどれとは
わかりませんが、
その他の末社のお名前とご祭神を
ＨＰからコピペさせていただきました。
私が見つけた祠は６つ。
数は合っていますね。
そのうちの１つの写真です。
この付近はまあまあ住宅が立ち並んでますが
素朴で優しい感じのエネルギーに満ちていて
神様の存在が感じられます。
こんなに素敵な場所があるのかと
個人的にはとても驚きました。
ここで生まれ育った方はきっと、
裏表のない、優しく穏やかなご性格
なのだろうな・・・
こういうエネルギーの場所が
普段もっと身近にあればいいのに、と
少し羨ましく思いました。