こんにちは、神社伝書びと 守本です。

前回、すんごいところってご紹介を
しちゃった、石穴稲荷神社の奥宮。
お待たせしてすみません。



奥宮へは、拝殿の横の鳥居を登って行きます。
上の写真の、中央にある石の鳥居です。
登る前に靴箱があり、
履き替えるように指示がありました。

なんで草履系ばっかり・・
登りにくいのに?
と思いましたが、子供用を見つけて履き替えました。
(足が小さいので)



登っていくと
幻想的な感覚に見舞われ、
少し不安になりました。
社務所も閉まっていて、参拝者は私1人。
私、、、大丈夫かしら?

途中には、顔が欠けて怖い顔になった
狛狐さんなどもいて、ちょいビビります。

・・・それでも、
興味の方が断然勝ちました爆  笑

木の上から
眷属の狐さんが私を見ていました。
無言で、ちょっと面白そうに。

「ハク、ここで狐さんとお話してきたら?」
と言うと、私について来るそうです。
ハクは私を心配しているようでした。
ハクについてはこちら→

意外にも、奥宮はすぐそこでした。

(鳥居の向こうにチラリ)

不安になったのは一瞬で
あっさりと着いてしまったなあ(^o^;)
と、最後の鳥居をくぐり

愕然。



なんですか、
この空間はああああ
凄すぎますうううう



えーー写真では
あまり伝わらないかもしれないですが
苔むした大きな石がゴロッゴロッした
開けた空間なのです。
この石群の醸す力が凄いのですよ。
この石群の上に鉄板が置かれていて
祠への参道になっているので
足の下も石なのです。

そのうえ、石群の向こうは
大きな木が群生していて、頭上高くそびえ
その向こうに澄んだ青空・・・

ご神前に立つと、
碧の球体の中にいるようなのです。
そして、木の上から
風に揺れる光と、木の葉が
降ってきます。
1羽の野鳥の綺麗な声だけが
その場に響き渡ります。
背後には朱の鳥居・・・

(動画もあるのですが、
長さ的に載せられませんでした。)

予想を超えた凄さに
ぽかーーーーん(゜д゜;)
笑。

あ、ちなみに
祠の左下のぽっかり空いた空間の奥にも
祠があります。
怖いように見えるかもですが
祠の上には、うまく石の穴が開いていて
中には光がさしています。
落ち葉がさらさらと川のように
注がれていく音までが聞こえるよう。

形のない神様の存在。
だけど、これもウカノミタマさまだとわかります。

1人なのをいいことに(←豹変)
ちゃっかりと腰を下ろし
神様とお話をさせていただこうと
ペンとメモを取り出して・・・

・・・
・・・
・・・

あっ
意識がなくなってた

気を取り直して。

・・・
・・・
・・・

あっ
意識がなくなってた

その場にいると、
暖かい気持ちになって
下界ではめったに感じることがない
深い安心感・・・
(さっきの不安はどこに)

あ、
私 いていいんだ・・・

と目をつむると
また意識が持っていかれる・・

意識が自然に
瞑想状態へと行ってしまうのです。

この「場」が
宇宙のような超越した空間なのだなと
やっと悟ったのでした 笑。

ありがたや
長い時間
がっつりと無意識
いや、超意識?
に浸っていました。



ゆっくりと目を開け
ずっとずっとそこにいたいという思いを
ふりきって
また来ればいいんだから、と
自分に声をかけて、その場を去りました。

下の拝殿では全然写真を撮ってなかったので
それからあちこちと撮影しました。

やっと帰る気持ちになったとき、
次の参拝者の方が来られました。

年配の
親子連れさんだったのですが
私が最初の鳥居まで下りたころ
上の方で怒号が聞こえまして。
どうやら、位置的に拝殿の御前で
大げんかをしているようです。

あらあら、拝殿で・・・

ん?拝殿?そういえば、
拝殿にご由緒書のリーフレットが
置いてあった!
あれをいただいて帰らねば!
と急に思い出して、
階段を駆け上りました。


そしてリーフレットをいただくと・・

ムズムズ・・・
また靴を履き替えて
奥宮まで駆け上りました。



そして、ご神前で
「大好きです!」と愛の告白をしてしまいました。

そのとき、石群の左上の空間のとこにある
赤いノボリが目に入りました。
あのノボリ
「この場が奥宮だ」という意味だと思ってたけど

違う!

とピカーンと来ました。

それで、衝動的にノボリの方まで
石を渡り歩いて登って行きました。

そう、
登りのところの
石の下の穴に
またお宮があったのでした。

ちょっと恐れ多いので
小さく載せます。


この鉄板の下に
潜り込むように横穴空間があり、
奥宮の奥宮(奥の院)が
ありました。
この中の写真は、載せるのは
やめておきます。
(禁止されたわけではないですが自粛。)

代わりに、ここの狛狐さんの写真を・・

この狐さんには
ジロっと睨まれました。

なるほど!
「石穴」稲荷神社って、
そういうことか。

ああ、とっても
良い体験をさせていただいた。

と、大満足して帰途についたのでした。

太宰府天満宮に立ち寄って。笑

さて、石穴稲荷神社のご参拝の話は
ここで終わりなのですが・・・

後日譚があります。
実は私はここで大失敗をしていたのでした。

予定ではその話も書くつもりでしたが
超長文になりましたので、
次回にしますね。

今度は早めに更新します(-"-;A
やってはいけないことをした話なので
ご参拝を考えてこの記事を
読んでくださっている方は、
次も読んでくださいね。

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