こんにちは、神社伝書びと 守本です。

宗像大社の辺津宮でご参拝したあとは、
前回、工事中で行けなかった
第二宮、第三宮に向かいました。

この二つの社殿は
高宮参道の斎場に向かう途中にあります。


第二(ていに)宮は
沖ノ島にお祀りされている
田心姫(タゴリヒメ)さま、

第三(ていさん)宮は
大島にお祀りされている、
湍津姫(タギツヒメ)さま

をお祀りしています。
島に行かずとも、ここでご参拝できる仕組みです。

昨年、修復工事が行われました。

(第二宮です)


(第三宮です)

今回参拝に伺って
「場のエネルギーがパワーアップしている!」
と感じました。

私の目には、
上空からまばゆい光が降りてきて
それぞれの社殿を包んでいるようでした。
境内は、光が乱反射していました。

写真を撮るときはいつもそうですけれども
私が見えているものが映せるように
願いを込めて撮っています。
この光、もしも写真からも
感じていただければ嬉しいです。
(加工は一切していません)

※ちなみに、
インスタグラムに載せているのも
そういう写真が多いです。

瓜二つの社殿ですけれども、
エネルギーは全然違います。

タゴリヒメさまと、タギツヒメさまの
性質がそれぞれ全然違うから。

いつもお優しいタギツヒメさまの第三宮。
研ぎ澄まされたタゴリヒメさまの第二宮。
・・・・なのですが、
第二宮の様子が・・・・

前とは変わっていました。

前は、本体は沖ノ島にあって、
ここにおられるのは幻影のような感じだったのですが

今は、本体がこちらにおられる。

沖ノ島に行ったことはないですが
そのように感じました。

タゴリヒメさまは、
もとは絶海の孤島で、強い守護を
されていました。
それでも以前は年に一度は人間の上陸が
許されていました。

逆に
タゴリヒメさまはもっと人間のことを知りたいと
意識が変わってこられたように思うのです。
昔は沖を見つめておられたのが
今は人間を見ておられる。

しかし人間の上陸が禁止になったので
タゴリヒメさまの第二宮での密度が濃くなった。
お姿も、以前より
くっきりはっきり見えます。

そして、私はこれまでで初めて
タゴリヒメさまから多くのお話をお聞きしたのでした。

少ないとは言え
参拝者の方が来られるので
邪魔にならないよう
私は社殿の正面を向いて、
敷地の端っこに立ちお話をしました。

タゴリヒメさまは

人間の「真(まこと)」を知りたい

とおっしゃっていました。

人はどうして真を隠すのか
またはなぜ、己の真を知らないのか

自分自身を見ずして
なぜ迷いに迷うのか

どうして
神の前に誓ったことを忘れたり翻したりするのか
それなのに
どうして神と取引をしようとするのか

わからない


と言われていました。

ただ真っすぐな
タゴリヒメさまらしい疑問。

だけど、こうもおっしゃっていました。

神とは違う、人のよいところは
助け合うことだ。
助け合いの暖かさが人を救い、
人は進む。


助け合いの真とは何か?

と急に問われました。

人が
不完全であることをお互いに認め
尊重することです。


と、私は答えました。

この「進む」という概念自体
神様にはないのだそうです。
神の在り方はそういうものではないからと。

この進むエネルギーは
不完全だから生まれる。

これが魂の旅

神様はそれをサポートしてはくださるのですが
自身ではそれを体験することは
できないということみたいなんですよね。

この「人間のベクトル」が
今、必要とされている。

そういう時代のようですね。
(あまり細かく書けなくてすみません)


(高宮参道)

お前の真を見せてみよ。

と言われました。

心の壁をとって
私という存在の全てを
あからさまに示せとおっしゃっているのでした。

私は、聖人には程遠いし、
普通の人よりも相当ヘタレですし
チキンです。
普通というよりは、
何ならそれ以下かもしれないです。
後ろ暗いことだってあります。

だけど、
恥ずかしくはないです。

生きていることは決して恥ずかしくない。

だから、

はい。

と、壁をとって
全てをお見せしました。

存在の境界を越えて
タゴリヒメさまが入ってきました。
それとも、私が入って行ったのかも。

意識が混ざった。

と、思ったら・・・

何やら内から

光の玉が

ぽう。

と生まれたのです。

このとき、
神々が、神を生むときの
誓約(うけい)
というもののことが
わかったように思えました。
(神と人ですから同じではないですけど)

その光の玉

宙をフワフワしていました。

えっ・・・・と・・・
この玉、いったいどうしたら?

と、困惑していると。

ハクが。

その玉を
すうっと
自分の胸に回収したのでした。

すると・・・

ハクが一回り大きくなりました。
( ̄□ ̄;)!!

なんと。
ハクの目的が、
ここにきて、やっとわかってきたように
思いました。

1時間ほどもそこに立っていましたが
ふと我に返ると、、、

目の前にみぞれが降っているのが
見えました。


だけど、私は濡れていないのです。

上を見上げて、わかりました。
私の頭上には、ちょうど傘のように
木の枝が被さっていました。

ご神前でそのような場所は
その40cm四方ほどのところだけでした。

そういえば、そこに立つときに
無意識に前後左右に
自分で位置を調整したことを思い出しました。
一番落ち着くところに立ちたかったのです。

身体はすっかりと冷えていましたが
透き通ったように清々しく
タゴリヒメさまの計らいに
感謝してその場を去ったのでした。

拝殿で、イチキシマヒメさまがおっしゃったこと。
それは、

心のありようを
自分がどう決めるか、
それが大事。


ということでした。


長文になってしまいました。
この話が必要な人もいる、と思いましたので
一気に書かせていただきました。


次回は
ハクのことを書けるといいなぁ。
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