こんにちは、神社伝書びと 守本です。

 

福岡県糸島市にある、雷(いかづち)神社です。

雷山(らいざん)、もとは修験道で栄えた山の

中腹にあります。

もっとも、今回ご紹介するのは中宮で、

上宮が山頂にあります。

 

この神社の少し下に、

雷山千如寺というお寺があり

紅葉が見事で有名なお寺です。

素晴らしい癒しのエネルギー場で

ここは何度も行ったことがあるのですが

雷神社のことは、恥ずかしながら

最近まで存在も知りませんでした。

(参考画像 千如寺の大楓)

 

大きな神社さんではないのですが

書くことが多すぎて(苦笑)

3、4回に分けて書くことにしました。

 

こちらのご神域の素晴らしさは

次回お伝えさせていただくこととして

今回は

ここにご参拝することになった経緯を

書かせていただきます。

 

 

雷山は、標高約950mで、それほど高い山ではありません。

最盛期には300もの僧坊があったという山です。

神仏習合時代の千如寺と、雷神社は深い関係がありましたが

ここでは説明を省きます。

 

 

 

さて、雷神社の主祭神は

水火雷電神(瓊々杵尊) です。

ほかに

高祖大神(彦火火出見尊)、

香椎大神(息長足姫尊)

住吉三神、

八幡神がお祀りされています。

 

水火雷電神(すいからいでんしん)って

名前すごくないですか?

ここに、ニニギさまがおられること

とても興味深いですね。

 

しばらく前から

この雷神社が気になって、気になって。

それが叶って、やっと行くことができたのでした。

 

何故なのか

出かけるときに「ハサミハサミ」のビジョンが来て

どうしてもハサミを持って行かねば、と思いました。

何がどう役に立つのかわからないまま

また、神社に刃物を持っていくなんて

本当にそんなことをしていいのかわからず

とにかく、小さいものでいいかと

眉を整えるため使っているハサミを持つことにしました。

しかし、やはり使い古しではだめかと思い

行きにコンビニで、先が尖っていないハサミを購入しました。

 

ニニギさまがおられることはわかっていました。

何故なら、山を登っているうちに

「呼ばれたのだ」と気づいたからです。

 

なんで呼ばれたのだろう

なんでハサミなのだろう

と、思い巡らせていると、到着しました。

 

境内は、緑、緑、緑。

記念物級の古木に囲まれています。

ああ、木のご紹介もしたい・・・(我慢)

 

 

鳥居の向こうに、古い社殿が見えます。

なんとも、

素晴らしくフォトジェニックな空間です。

写真が多くなりますがお許しくださいね。

 

左にある巨木が、樹齢900年という銀杏の木です。

 

ニニギさまが立っておられました。

 

待っていたのに

来ないとはひどいじゃないか

だから呼んだんだよ

お前は呼べばわかるんだね

 

どうやら、私は

夢での待ち合わせに行けなかったようです。


お願いですから

口をとがらせて、拗ねたような顔をして

言わないで・・・(///∇//)

少しチャラいというか、アイドルっぽい見た目なので

ツンデレ萌えが発動しそうになってしまいましたが

ハッと我に返り

 

いやいや、大体ね

わざわざ夢で待ち合わせとかする必要ある?

(これは、この神様特有の遊びなのです。)

呼べばわかるんだね、って・・・

これだから、ボンボンは・・・(ブツブツ)

 

とか、思ってることは

丸聞こえのはずなのですが

ボンボンだから、しもべの気持ちはスルーです。

※しもべについてはこちらの記事をどうぞ

 

 

 

申し訳ありませんでした。(←)

それで、ご用は・・?

 

 

と言うと

ニニギさまは、フッと笑って(意味ありげ~)

戻って行かれました。

これも遊びなのかしら・・・?

 

ともかく

ハサミハサミはお届けしましたよ。

 

と、他の参拝客の方がビックリされないよう

拝殿の扉の後ろに

買ったばかりのハサミを

コソっと置かせていただきました。

(社務所の方が後でビックリされると思いますが)

 

この意味ありげな呼び出しの意味は

帰りに判明したのでした。

私の驚きを共有していただきたいので

一連の記事の最後に

書かせていただきますね。 笑

 

それからこの美しい境内の

巨木や摂末社にご挨拶して回りました。

そのうちのどの神様が

おっしゃっていいるのか

わかりませんが

 

ここは

「らい」

「らい」

「らい」

とずっと言われていました。

 

その時はよくわかっていませんでしたが

この神社は

昔「雷神宮(らいじんぐう)」と呼ばれていたのですね。

声がしたとき

イメージとしては難しい漢字が見えていたのですが・・

「磊」という字が一番近いように

思えますが

ちょっとあやふやです。

 

 

こちらの素晴らしいイチョウは

900歳にもかかわらず

生命力に満ち溢れています。

神様とともに生きてきた神聖な木です。

見て! この立派な葉!

 

こちらに参拝した後にお会いした方に

聞いたのですが

 

このイチョウの木の幹には

神様らしき顔が2つ 浮かんで見えるそうです。

私は、全然気が付きませんでしたが・・

(;´▽`A``

 

その方は

「そのお顔の一つは、きっとニニギ様ね!」

と言われ

「あら・・・・、あなた、その顔に似ているわ」

と言われました。

 

えっ ニニギ様は男神さま

確かに中性的なお顔立ちですが

そんなことってある?

 

と思い

 

あとで、ニニギさまにそっと聞いてみました。

 

私の顔は、ニニギさまに似ていますか・・?

 

すると、

 

似ていますね(笑)。

 

と、答えが。

 

 

恐れ多いことですが

何となくフクザツ・・・・(´Д`;)

 

次回、素敵な境内のご案内と

ハサミハサミが登場します(笑)。

 

 

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