こんにちは、神社伝書びと 守本です。

 

福岡県春日市にある、春日神社に行ってきました。

名前のとおり、地名の由来になっています。

 

こちらのご祭神は


 天児屋根命(アメノコヤネノミコト)さま

 武甕槌命(タケミカヅチノミコト)さま

 経津主命(フツヌシノミコト)さま

 姫大神(ヒメオオカミ)さま


 


となっています。


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天児屋根さまと言えば、祭祀の神様。そう、奈良県の春日大社の神様です。


布刀玉命さまとともに、岩戸開きの際に活躍なさった神様です。


占いの神様とも言えますね。


 


同じ占いといっても


布刀玉命さまは、易のような数学的とか統計的なものと相性が良く


天児屋根さまは、カードなどインスピレーション系と相性が良い


・・・・ように、私は感じます。


 


 


夏を感じる、青空の青が深い日でした。


 


2つ目の鳥居の先には黄金色の楼門。


 



その先に、天児屋根命さまは鎮座なさっています。


 



・・・・ほら、いらっしゃいました!


 


天児屋根さまは瞳の色が薄くて、ミステリアスな感じのお姿です。


お言葉もテレパシーで頭の中に話しかけられる感じです。


 


だけど、面白そうな表情で私を見ておられます。


 


それもそのはず。


 


ええ、ええ、


あの時やらかした巫女ですとも!!(;´▽`A``


 


布刀玉命さまからその話を教えていただいたときも


面白そうな表情を浮かべて、隣におられました。


 


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このお二柱は、親友のように仲が良いようです。

快活でさっぱりとした、暖かみのある布刀玉命さまと

少し控え目で無口、超人的な印象の天児屋根さま、

相容れないようにも見えるのですが、正反対だから良いのかもしれません。

 

そして

普段神社さんに行くと、主祭神の一柱だけしかお見掛けしないことが多いのですが

 

こちらでは、

 

 天児屋根命さま、 武甕槌命さま、経津主命さまの三柱ともがおられて・・

 (姫大神さまはおられませんでした) イケメン三人衆みたいでした。

 

(/ω\)イヤン

クールな神様の組み合わせ・・・かっこいいいいいラブ(壊)

 

 

 

 

 

え~~~ コホン

私は、この天児屋根命さまの「下がり藤」のご神紋が好きなのです。

グラフィックな感じがして、クールじゃないですか?

 

 


 

ご神殿と境内社です。

ご神氣が漂っていますでしょ? めちゃくちゃキレイでした。

 

すっかりやらかした巫女スイッチが入った私に対して

 

天児屋根命さまは、意外にも

からかうような様子はなく

 

私に対して、謙虚であるようにとの教えも含めながら

このような話をしてくださいました。

 

神の言葉を受け取るのに、特別な力は必要ない

大事なのは、五感を研ぎ澄ますこと

 

良く見て

良く聴いて

良く嗅いで

良く味わい

良く触れなさい

 

一つ一つの感覚を繊細に研ぎ澄ますと

そこから得られるものの中に

神の存在を感じることができるもの

 

五感は自然の贈り物

五感から細胞の喜びを感じなさい

そこに神からの言葉を感じることができるはずだ

 

誰でも

いつでも

 

と。

 

祝詞の神でもある、超人的な天児屋根命さまが


このように親しみやすくシンプルなことをおっしゃることが

意外でもありましたが、そこに大きな愛を感じました。

 

例えば、

良く見なさい とは

 

小さなところまで丁寧に見なさいという意味のほかに

魂が喜ぶ良いものを選んで見なさい、という意味でもあり

物事の良い面を見なさい、という意味でもあります。

自分の目が見る以上の偏見を持ってはいけないという意味もあります。

人に流されず、自分の目で見なさいという意味もあります。

 

五感の一つ一つに、そういう教えが含まれているのですね。

 

「五感に正しく向き合うと、五感から正しい教えが得られ

それは誰にでも、今すぐ得られる神の言葉なのですよ」

 

と言われているのでした。

 

ついつい第六感を駆使しようとする私に対する戒めでもありました。

いい気になってはいけませんよ、と。

 

有難いお話でした。

天児屋根命さまは、フォトンみたいでした。(←聞き流して)

 


 

ご神木が仰ぐ青空には、小さな月が優しく見下ろしていました。

 

おまけ。

 

あとから、境内社にお祀りされている神様を確認しました。

(ご由緒書きにはなかったので・・・)

 

なになに

 


 太力雄命さまと、太玉命さま・・・・・いらしたんですか!!Σ(・ω・ノ)ノ!

  きっと笑って見ておられたのでしょう 

  お恥ずかしや(●´ω`●)ゞ


灯篭には鹿さんでした。さすが春日神社。