中国にはいろんな国の料理屋がある中に、韓国料理屋もある。

蘇州は在住する韓国人が多いせいか、本場の味の韓国料理が食べれる店も多い。

ただ、中国人に大人気の韓国料理屋に行ってみたら

驚愕の「中国式」韓国料理であることも多い。




ある日、中国人が行列している「韓国式焼肉」と謳う店でサムギョプサルを注文。



テーブルのロースターがこんな感じ。



何この紙(°_°)

店員さんが、鉄板にスプレーで水(らしきもの)を吹きかけて、

クッキングペーパー(のようなもの)をペタリ。


肉を焼き始めたけどあまりに火が弱くて焼けないので、

自分でテーブルのスイッチの火を「強」にしたら、

紙が焦げて穴が空いた/(^o^)\

店員さんに「火は強くしないでください!」と言われた。

それ以降、どの肉を焼いても、一応火が通っただけの白い肉。

こんなの焼肉じゃない/(^o^)\


その店で注文したチヂミ。



具、少なっ!(°_°)

ほとんど粉部分。これをチヂミと呼びたくない。別物。



別の韓国料理屋で「ビビンバ」を注文。



私が知ってるビビンバと違う(°_°)

これは野菜炒め丼…。



別の韓国料理屋で注文した「トッポッキ(韩式年糕火锅)」。



鍋の具材…。



中華的なものが入ってるんですけど(°_°)

海带丝(細切りの昆布)、黑木耳(きくらげ)、腐竹(湯葉)、豆腐丝(細切りの硬い豆腐)…。

韓国のトッポッキの鍋には普通入れないものたち。

斬新。

昆布の主張が思いのほか強い…。

これはもはや「韩式年糕火锅」ではなく「中式年糕火锅」では/(^o^)\


この鍋に関しては、

韓国人の友人が「韓中の合作ダネ!最先端ダネ!」と言っていたww



美味しい韓国料理屋のクチコミには

「ここはオーナーが韓国人だから大丈夫!」みたいなことが書かれていたりする。

最初は「そんなに重要なことかな?」と不思議に思っていた。

しかし、納得。。。( ´_ゝ`)

もしオーナーが韓国人だったらこんな料理出さないもんなー。

そして、中国にもこういう料理が本場とは違うと知ってる人たちがいることに安心した。



自国以外の料理が、ちょっとおかしなアレンジがされるというのは

中国に限らず、日本でも、どこの国でもよくあること。

中式の韓国料理が生まれるってことは

それだけ韓国料理が中国で愛されているってことか。


結論、中国ではやっぱり中国料理が一番美味しいネ\(^o^)/