N田さん有難う | ALS(筋萎縮性側索硬化症)と共存する夫婦の日常

ALS(筋萎縮性側索硬化症)と共存する夫婦の日常

2022年12月に夫(50代)がALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断。当事者、当事者家族の何気ない日常をお伝えします。たくさんの人にこの病気の事を知っていただけたらと思います。

全ての重度訪問介護ヘルパーさんに読んでいただきたいです。

 

 

【夫の近況】

このところ沼から出る事が出来なかった夫。

 

今日は夫にとって特別な存在のヘルパーさんが支援に入っていただけました。

 

最初はあまり笑顔が無かった夫も、次第に笑顔が増えてきて、最終的には「もう笑うしかない」と笑ってました。

 

一時的だと思うけど、沼から引き上げてもらいました。

 

人の力って凄い!

心に寄り添うってこういう事なんだと思う。

ヘルパーさんの鏡のような存在です。

 

心の底から、何とかして楽しくしようと考えてくれる。ただ楽しくすればいい訳じゃいって事も分かってる。話を聞けばいいだけじゃない事も分かってる。

 

この先も何度も沼にはまったり這い上がったりを繰り返しながら生きて行くしかない。

でも、こんな素敵なヘルパーさんがいると思うだけで、私にとっても百人力だキラキラ

危うく私も沼に落ちそうだったけど救われた。

 

また明日、沼にハマるかもしれないけど。

そんな事を繰り返しながら生きていくしかない。