鶴光師匠のラジオ報道について | KOBUJIMEの味わいたいむ

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僕ら、思春期の深夜放送を聴きまくった世代には

大スター、神様のような方です。

 

Yahoo news / デイリースポーツニュースより

 

この報道を見た多くの方々の感想と同感で、

鶴光さんのラジオパーソナリティの根本は

(下ネタ)の楽しさで、

それが下品にならずに芸として

リスナーに笑いと明日への活力を与えていること。

 

鶴光さんの下ネタに影響されて

性犯罪に走ったなんてやつは

未だかつて聞いたことがありません。

 

確かに40〜50年前と今とでは

表現の受け止められ方にに大きな違いがあり、

全く予備知識のない方々が聞いてしまったら

不快感を持つ人もいるのは間違い無いと思う。

 

今回の論点は

あの昭和の流行歌の名曲を

不適切な替え歌によってバカにしたって事?

「低俗で不適切」と記事には書かれています。

そんなこと言うのなら

一連の国会の答弁の方がよっぽど

「低俗で不適切」で、青少年に悪影響があると思いますが。

犯罪を犯しても集団でしらばっくれてれば

罪にならないってか。

 

でも今回の問題、

日本放送やこれを聴いていたリスナーの方々は

鶴光さんに何を求めていたんでしょうね。

このことにクレームをつけた方は

たまたま聴きたくもなくて聴いてしまった?

 

かつて「鶴光のオールナイトニッポン」を

毎週楽しみに聴いていた世代としては、

どんな替え歌だったのかはわかりませんが、

あの昭和の名曲をバカにして

替え歌を放送したとは到底思えません。

 

この報道はとても残念だったし、

メディアはもっと他の大事なことを

追求しなければならないのに

相変わらずだなぁと思いました。

 

丁度「不謹慎な内容の昭和の流行歌」特集をやろうと

準備をしていたので、一気に水を刺された感じです。

だってあの頃、みんなで歌っていたじゃないですか。

下品な替え歌だって、みんな歌っていた。

 

その人たちが今の国の道徳を担っている。

 

ネットのない時代に

(思春期の性)に対する情報を得るために、

涙ぐましい努力をしていたものです。

 

その人たちが、

義務教育の中で学ばねばならない

適切な善悪の判断や

国際的な基準に適応した性教育を放置したまま、

今の国を動かしてきました。

 

多様性だか表現の自由だか

異次元の少子化対策だか建前だけ並べて

アジアの中でも最低レベルの

言論、行動弾圧をしているようにすら感じます。