「日本作詩大賞」は
流行歌系の作品を書く、
プロの作詞家の団体です。
ジャンルとしては
演歌、歌謡曲系が中心です。
有名な作品を書いた方もいらっしゃいますし、
無名な方もたくさん所属している。
「大賞」はその年に発表された
メジャー歌手、作品の中の選考ですが、
「新人賞」はプロ作詞家でありながら
なかなか目が出ない方々をバックアップするために
毎年コンペティション形式で募集されています。
最優秀賞に選ばれた詩は
作曲、編曲の大先生の手によって作品になりCD化、
対象の歌手が先に決まっていて、
その方の秋の新曲になります。
56年も続いているわけですから権威がありますよね。
新人の発掘も目的らしいので、
アマチュアや協会に属していなくても応募が可。
(2000円/1編あたり)のエントリー料がかかります。
今年、僕の2作品が入選しました。
約1500編の応募があり
入選作品は約70編。
そのなかに2作品が入っていたので、
気持ち的には満足なんですが、
入選だけだと何の価値もありません。💦
もう絶対に「入賞」はしないのはわかっているんですが、
13年間、応募し続けています。😅
入選は4回目。
もう応募するのをやめようかと何度思ったことか。
一度応募すると
毎年年明けに、対象の歌手の方の
通知が郵送されてきます。
その歌手の方の写真を見た瞬間に
歌詞がすーっと出てきて
スラスラ書けちゃうんですよ。🤣
今年はこの
「ルージュの蝶々/秋元順子」
が最優秀作品でした。
近所のCDショップで買ってきました。
秋元順子さんの大ファンなので、
ちょっと悔しい気持ちはあるんですが、
心からヒットして欲しいと思います。
今日送られてきた「入選作品集」は
この大賞も含めて
入選作品70編の歌詞が全部掲載されていましたので、
他の作品も見させていただきました。
僕の作品も含め、ほぼ方向性は同じ😅
どの作品が選ばれても全然おかしくない。
逆に差が出にくいかな〜。
まあ、そりゃそうですよね。
対象になる歌手が決まっているわけですから。
新人賞の曲で大きく冒険、
イメージを変えるはずがありません。
応募は作詩家協会に属してなくても、
アマチュアであっても応募できますが、
ほぼメジャー歌手への提供経験のある
プロの作詞家の方ばかりが残っているわけで、
秋元順子さんのイメージはドンピシャ、
外すわけはありませんし、
選ばれる方向性も似てくる。
本当は5編応募していまして、
落とされた3編の方が自信があったんです💦
差別化を狙い過ぎても落とされます。
まあ今回も、これで応募をやめようかと思いましたが、
もう意地ですね。
毎年恒例のイベントのようなもので、
書けなくなるまで応募してやろうかと思います。🤣
来年はどの歌手だろう。