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国芳『東海道五拾三驛 五宿名所 日坂・掛川・袋井・見附・浜松』 天保前期 大判錦絵
東海道五十三次の宿場を三箇所から六箇所ずつを一図にまとめ、
鳥瞰図法で描かれた十二枚揃のシリーズの一枚。
画面の右下隅には箱根に次ぐ難所といわれた佐夜の中山の急な坂が描かれる。
そして二つの伝説、殺された妊婦の魂がこもり弘法大師に鎮められた「夜泣石」、
無間の鐘が埋もれているという「無間山」も描かれている。
坂の下の「日坂」から「掛川」・「袋井」・「見附」・「浜松」と続く。
