2011.02.15 シカゴ 晴れ
今日は早朝より、シカゴの宿泊所より、バンにお迎えに来てもらってオヘア空港へ。
今日、ついに長い旅が終り、日本に帰ることになります。
本当にさみしくて、バンの運転手にも「帰りたくない~」と訴えました。
運転手は、ずっとシカゴに住んでいるそうです。
ループ(シカゴの中心地)にとても近いところに一人(+2匹の猫)で住んでいるそうで
いいですね。
ただ、シカゴに住むのは「税金が高い」そうです。
今回は乗換です。
一旦ミネアポリスまで行って、乗換ます。
ミネアポリスからは12時間以上のフライトです。
しかもデルタ航空は、各席にディスプレイがないため、自分の好きな映画を観ることもできません。
ですが、今回は席に恵まれ、隣がいない3人がけの通路側、しかも窓際の方の前が空いているため
(非常口から2列目だった)窓際の方も、私に声かけずにトイレにいける、という
エコノミーの中では最高の席だと思います。
しかも、窓際の席の方が非常に良い方で、途中まで少し話して過ごしておりました。
窓際の方は、ホテル業界の方で、仕事でタイまで行くそうです。
なので成田で乗換ですね。
新入社員の研修の講師をされるそうです。
もともとアリゾナ州に住んでいて、今日はミネアポリスまで別の飛行機で来たそうなので
今日3便に乗るとはすごい旅路です。
ちなみに、アリゾナ州といえば、結構危険なエリアとして知られています。
みんな銃を持っているのか、と聞けば、やはりそうらしい。
銃を持つ人の理由は「①犯罪を犯すため、②猟をするため、③protection」の3つあると。
実際に、彼は家を壊されたことが2回あるそうで、たまたま2回とも外出していたから
無事だったものの、もし家にいたら、どうなっていたかわからない。
そういう状況の中、やはり自分も銃を持つのだ、と言っていました。
危険かどうか、という点においては、基本的には、悪人(ドラッガーなど)同士で争いが起こることが
多いから、何もしなければ何も起きないだろう、というお返事。
それはなるほど、その通りかもしれないが、それでも銃の存在は私にとっては大きい。。。
彼との話で印象的だったのは、まずひとつは、
アメリカ人のパスポート所有率がわずか5%にすぎないということ。
その理由の一つは、カナダ・メキシコにはパスポート無しで行けるということらしいが、
それでも少ないと言わざるを得ない。
それだけ、アメリカ人が対外に興味がないのと、逆に海外からアメリカに寄ってくる、
という背景があるだろう。
そして、ホテル業界でも他の業界でも、日本と同様にごく一部の人間がアメリカを牽引している
可能性もある。
また、印象的な話として、私が「I like Obama!」と言うと
「Me,too. Everyone likes him.」と笑顔で答えてくれたこと。
多分、市井において嘘でないことなんだと思います。
すごくいいなーと思ったのです、単純に。
私の感覚にすぎないのですが、オバマ大統領の支持者というのは、
彼の政策だけではなくて、彼のスピーチ、話し方、人柄、態度に大きく影響されているのでは
ないでしょうか。
だから、アメリカンドリームに突き進むような勢いとは別の、
一種の落ち着いた支持のされ方をしているような気がしています。
仕事の出来・不出来だけの1元審査だったら、本当につまらないです。
仕事の出来ない政治家は矢面に立ってしかるべきですが、
本来は政治家というのは「営業マン」であって、仕事の出来だけでは支持は得られないものなはず。
だから、日本のように「何をするか」という業績だけの議論で終始してしまうようでは、
本当は未熟だと思うのです。
また、オバマ大統領のスピーチの上手さはよく言われることですが、
私はアメリカに来て「英語」のファンになりました。
TBSラジオの荒川強啓さんもおっしゃっていましたが、英語は非常にスピーチに適した言語だと思います。
スピーカーの主張がストレートに伝わる言語だと思います。
日本語にある、微妙なニュアンスを伝える部分においては、日本語に劣ると思いますが
その分、普段の会話においては個々人がある程度の俳優・女優になって
表現力豊かに話す必要があるわけですね。
その分、「理路整然と」物事を伝える場合には、非常にcoolな表現が出来る言語だと思います。
というわけで、帰国後も(結局話せるようにはならず仕舞いでしたが、、、)
英語の感覚を忘れたくないな、と思っております。
さて、無事に自宅に帰ったあとに、ちょっとしたサプライズが。
私がkeyで鍵を開けて自分のスーツケースを開けると、中に一枚の紙切れが!!
アメリカでは、TSAという機関が、海外を行き来する荷物のチェックをしていますが、
今回たまたま私の荷物がランダムに選ばれて、チェックを受けたようなのです。
つまりは、彼らは私のスーツケースの荷物の「鍵を開け」、荷物をひととおり調べ
元に戻し、私宛の紙切れを入れ、「鍵をかけた」ということです。
スパイ博物館で、鍵の開け方のVTRを見たので、そのノウハウをアメリカが持っていることは
知っていましたが、自分にやられると、さすがに最初ぞくっとしました。
私は荷物が多かったので、自分でも工夫して「なんとかスーツケースに入れた」のですが、
その荷物たちも、すっかり元通り。(入れ方も、向きもそのまま)
この出来ごとは、なんとなく忘れられそうにないです。