瑠帷の家 -8ページ目

瑠帷の家

いつでもだれでもいらっしゃい。

(Yahooブログ「瑠帷の話」から移転)

雪玉物語
 
ひとつ 小さな雪玉が
どこからともなく生まれ来て
ひとつ 小さな雪玉が
いつからいつまで坂を往く
ひとつ 小さな雪玉は
転がり 転がり 転がって
ひとつ 小さな雪玉は
いつしか大きな雪玉に
 
転がれ 転がれ 雪玉よ
いつか坂が終わるまで
 
ひとつ 大きな雪玉は
往く先ばかり案じてる
砕ける時を その時を
案じながらも坂を往く
ひとつ 大きな雪玉は
坂の立ち木にぶつかって
ひとつ 大きな雪玉は
坂の真ん中 ばらばらに
 
転がれ 転がれ 雪玉よ
たとえ 何度砕けても
 
ひとつ 欠片の雪玉が
春めく風に転がされ
再び 小さな雪玉が
いつからいつまで坂を往く
 
転がれ 転がれ 雪玉よ
いつか 坂が終わるまで
転がれ 転がれ 雪玉よ
たとえ 何度砕けても
転がれ 転がれ 雪玉よ
恋心
 
恋をするのがこわくなっているんです
ぜんぶ終わったあとに「ほらね」と言う私が
見える気がするんです
恋がどんな気持ちなのかわからないんです
どうやっても叶いそうもない夢に
惚れてしまった気もするんです
 
恋って、なんですか
恋って、なんですか
昔 誰にでもなく訊いた気がします
 
今まで聞かないような歌を聞いています
不似合いなぐらいだと友だちは言いました
私もそう思います
早口でなかなか歌詞が聞き取れません
今度 あの歌聞いたよと言うつもりです
言うつもりです
 
恋って、なんですか
これって、恋ですか
昔 誰にでもなく訊いた気がします
 
恋心なんて一度きりのつもりでした
心使い果たしてあとの人生は
ひとりきりのはずだったから
でも それからも心揺れるときはあって
でも それからは心靡くときはなくて
初恋みたいにね
 
恋って、なんですか
これって、恋ですか
あと 愛ってなんですか
昔 誰だったか訊いた気がします
ゴールライン
 
青い青い空の下を駈けてゆく
夢を追いかけて
青い青い海の側を駈けてゆく
夢をさがして
 
心も体も強くはないあなた
それでも 何のために走る
走らなきゃいけない理由がある
ゴールで会おうと誓った
 
青い青い空の下を駈けてゆく
夢を追いかけて
 
心も体も傷だらけのあなた
つき膝の血を払い 走る
走らなきゃいけない理由がある
あの人の名前を呼んだ
 
青い青い海の側を駈けてゆく
夢をさがして
 
私じゃない人の名を胸に
あなたは駈けてゆく
きっと走り抜いてほしい
そのまま私の知らないとこまで
 
青い青い空の下を駈けてゆけ
夢を追いかけて
青い青い海の側を駈けてゆけ
夢をさがして
中国で横行する人身売買、17年かけて息子を捜した女性の悲劇
 
内容については、
記事を読んでいただければわかると思います。
読んだ上で、
コメント欄をご覧になってみてください。
 
私は、ネット上のニュースのコメント欄を見るのが、
嫌いです。
見るたびに、
言い表せない気持ちになることが多いからです。
怒りというか、嘆きというか・・・
さらに、
そういうコメントに「そう思う」などの賛同票が多く入っていることも、
よくあります。
一応、断っておきますが、
全部のコメントが、そういう腹立たしいものではありません。
 
そんなコメントが横行する日本の現状は、
いかがでしょうか?
 
もっとも、「そう思う」をクリックするのは簡単なことだし、
ひどい発言をする人は一部の人に過ぎないだろう
とは思うのですが。
卒業の歌
 
泣いている女たち 怠そうに男たち
拍手する大人たち 見つめる親たち
 
笑いもせず 泣きもせず
私はこの場を離れたくなる
取り繕うように卒業の歌が流れる
ぜんぶの傷を庇うように
卒業の歌が流れる