瑠帷の家 -27ページ目

瑠帷の家

いつでもだれでもいらっしゃい。

(Yahooブログ「瑠帷の話」から移転)

鏡よ鏡
 
もともと何もなくてあたしだもの
何を失くしたと嘆いているの
拾ったものは拾ったつもり
何も持ち得ないのに失くしはしない
 
誰の声も聞かない一日もある
そんな日は鏡に話しかけよう
返しはしない 咎めもしない
だけど誰よりも話を聞いてくれるの
 
鏡よ鏡 昨日あたしは
鏡よ鏡 誰に逢ったの
鏡よ鏡 昨日あたしは
鏡よ鏡 どこに行ったの
 
誰の声も聞かない一日もある
そんな日は鏡に話しかける
返しはしない 叱りもしない
だけどいつまでも話を聞いてくれるの
 
鏡よ鏡 昨日あたしは
鏡よ鏡 誰に逢ったの
鏡よ鏡 昨日あたしは
鏡よ鏡 どこに行ったの
鏡よ鏡 昨日あたしは
鏡よ鏡 何を言ったの
鏡よ鏡 昨日あたしは
鏡よ鏡 何を聞いたの
あたしよあたし 笑っているの
あたしよあたし 怒っているの
あたしよあたし 泣いているの
あたしよあたし 何にもないの
ヨイサヨイサ
 
右に振れば燈篭が倒れるぞ
左に振ればブナの樹が倒れるぞ
板挟みの中でも前に押し後に引き 進んでゆけ
向かい風も木枯らしも事とせず物とせず 進んでゆけ
ヨイサ ヨイサ ソウリャアサアセイ
ヨイサ ヨイサ ソウリャアサアセイ
 
一寸ばかりの段差越えと侮るなかれ 御宮入り
一寸ばかりの油断あれば転げ落ちて零れ落ちて海の底だ
上り坂も下り坂も夷険一節 進んでゆけ
雪の荒野も泥の海も僑軍孤進 進んでゆけ
ヨイサ ヨイサ ソウリャアサアセイ
ヨイサ ヨイサ ソウリャアサアセイ
 
牡丹に唐獅子 竹に虎 梅に鶯
あいつには漫ろ泣き あたしにはお涙も似合わぬか
今日の日が微笑まず つれない素振りで過ぎ去れど
そんなのは当たり前 今日は今日のためにある
ヨイサ ヨイサ ソウリャアサアセイ
ヨイサ ヨイサ ソウリャアサアセイ
 
笑いたきゃ笑うがいい いつかはみんなで笑うんだ
笑いたきゃ笑うがいい 最後はみんなで笑うんだ
ヨイサ ヨイサ ソウリャアサアセイ
ヨイサ ヨイサ ソウリャアサアセイ
ヨイサ ヨイサ ソウリャアサアセイ
ヨイサ ヨイサ ソウリャアサアセイ
 
 
 
漢字の読み・意味
燈篭(とうろう) 一寸(ちょっと) 侮る(あなどる) 鶯(うぐいす)
御宮入り(おみやいり) 漫ろ(そぞろ):なんとなく。わけもなく。
 
四字熟語・慣用句の読みと意味
夷険一節(いけんいっせつ):順境でも逆境でも、信念に忠実であること。節操を変えないこと。
僑軍孤進(きょうぐんこしん):助けも無く、孤立して進むこと。『僑軍』は遠征してきた軍。
牡丹に唐獅子(ぼたんにからじし):取り合わせのよいもの。竹に虎・梅に鶯も同じ意味。
 
(2011年10月18日18:51 第4節を一部変更)
(2012年6月21日21:02 第3節を一部変更)
虹の世界へいらっしゃい
 
虹の世界へいらっしゃい
あなたの色を聞かせておくれ
 
空にかかる虹には いくら手を伸ばしたって
走ったって届きやしない
無理な願いは夢とさえ呼ばないよ
そんな遠いところを見つめて落ち込まないで
あの人が生まれつきあなたの色を好まないなら
仕方ないじゃないの
わたしたちにはみんな色がある
誰にも譲れずに持ち合わせた色がある
虹の世界へいらっしゃい
あなたの色を聞かせておくれ
わたしたちが手を取り合えば
虹の世界が見えてくる
 
どこかの島や国では 二色や三色だったり
この国でも昔は五色
見晴らすつもりで何も見ていないのね
七色に押し込めてしまうのも無理な話ね
目には見えない色なんだから描いてみせるより
仕方ないじゃないの
わたしたちにはみんな色がある
一人一色 持ち合わせた色がある
虹の世界へいらっしゃい
あなたの色を聞かせておくれ
わたしたちが歩き出せば
虹の世界が見えてくる
 
赤 橙 黄 緑 青 藍 紫
まだまだ知らない色はあるけど
わたしにだって言い切れない
虹の世界へいらっしゃい
あなたの色を聞かせておくれ
わたしたちが目を開けば
虹の世界が見えてくる
虹の世界へいらっしゃい
あなたの色を聞かせておくれ
わたしたちが生きていれば
虹の世界が見えてくる
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港から見える対岸の空は明るい
テトラポットには濁流が叩きつける
恐れながら眺めていると
汐吹(しぶき)を被ってしまった
 
背丈が橋の欄干に届かない頃
海の味を覚えた気がする
あたしは潮風の匂いが嫌いよ
嫌いよ そう言いながら
どうして 呼ばれてきたの
あのまとわりつく匂いも
今宵は濁流に呑まれたらしい
 
岩間を風が駆け抜ける
波間に風が打ち付ける
橋間を風が掻い潜る(かいくぐる)
髪間に風が滑り込む
 
嫌いよ そう言いながら
どうして 呼ばれてきたの
あのまとわりつく匂いも
今宵は濁流に呑まれたらしい
 
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港から投げつける言葉は
海だけが聞いてくれると思っていた
風に戻されて 波に戻されて
言葉そのままにあたしの耳へ
あの人も戻ってくればいいのに
港から投げつける言葉は
海だけが聞いてくれると思っていた
 
 
 
真珠の話にお付き合いいただき、ありがとうございます。
詞の案はなかったのですが、なんとなく書いてみました。
三行半というと
男性のほうが女性に離婚を申し出る離縁状で、
断ることも出来なかったそうですが、
巷間では「三行ラブレター」が流行っているとかいないとか。
授業か何かの一環で取り入れている学校もあるんですね。
もともとはある番組の・・・
ま、そんなルーツはいいか。
 
書いてみることにしました。
「三行恋文」(みくだりこいぶみ)とでもいいましょうか。
いやそれはそのままか。「みくだり」でいい。


 
人伝いに聞きました 身を固めるんですね
晴れ姿見に行きます 序でに相手の顔も
おめでとう ありがとう さようなら


続けてもう一つ。


 
いつまでも手を振ります
道の真ん中手を振ります
姿はもう風の中 寒い秋風の中
 


別れを相手から告げられたわけじゃないけれど、
好きだけどどうしようもなくて、距離は遠いまんま。


 
もともと二人は離れ離れ みんなそうよ
抱きしめあって別れたわけじゃない
・・・一度ぐらい 近づきたかった


(三番目は、今 考えました)
あの人にとっては言いも語りもないけれど、
わたしにとってはつらい別れなんです。
 
真珠の話にお付き合いいただき、ありがとうございます。
あら、日付が変わってたのね。おやすみなさい、水曜日。