2024年2月22日(木)の「なんぶ生き物探検隊」のお知らせ | 「南部町のK原さん」第2部屋

「南部町のK原さん」第2部屋

こちらは
じげ風呂「南部町のK原さん」の引き継ぎ部屋です。
主に鳥取県南部町の生き物情報を中心とした
仕事&趣味&日記の発信場所となっております。
PCビューをお勧めします。
since 2017.12.11

 

 

 

 

(各種もろもろお返事待ちの方

 対応が遅くなり大変申し訳ございませんっ。

 (´༎ຶོρ༎ຶོ`)

 煮詰まり状態2月頭に少し緩和予定で、

 バレンタイン明けくらいから

 と、計画してたら連休明けくらいから

 保留対応再開のイメージです〜)

 

 

 

 

 

今回はニホンアカガエル繁殖地にて

卵塊救出大作戦コースです!

 

 

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2022年度から

新たな主催事業のカテゴリーを増やし

 

開催することに致しました。

 

今年は2年目となります。



毎月第2第4木曜日の夕方4時からの

放課後フィールドワークです。

 



本企画は、月2回ということで、

引き続き手探りで進めてみようと思います。



内容は、

「土曜日のガイドウォーク」の夕方版の

イメージです。



ご参加ご希望の方は、

 

(特に初めての方は)

内容を十分確認された上で

 

ご連絡をお願いします。




 (いつもながら長〜い記事ですよー) 



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2023年度の第20回目は、

2月22日(木) 16時00分

 

新宮谷公園集合です。
 

鳥取県のレッドデータブックに掲載されている

 

ニホンアカガエルの卵塊があちゃーなところに

 

産卵されているのが確認されました。

 

おたまじゃくしの未来がない場所ゆえ

 

卵塊のゼリー状物質が形態を保っているうちに

 

直近の良好な水辺環境に引っ越します。

 

希少種保全保護のための計画的人為介入です。

 

移動距離は数十メートル以内で

 

地形的にもアカガエルの個体群に

 

影響が殆どないと考えられるエリアとなります。




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「なんぶ生き物探検隊2023年度版」 

      

     〜 2月編 〜


   ニホンアカガエルの

 

   卵塊救出大作戦!コース


(魚、きのこ、虫、鳥、花など

         なんでも五目観察!)


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【 日 時 】

2024年2月22日(木)

16時00分からスタート

 

( 少し前から受付け開始 )

 

 


【 今 回 の 集 合 場 所 】

 

 

複合施設キナルなんぶ

敷地内バス停付近か

風が強かったり気温が低かったら屋内ロビー

 

 

県RDB準絶滅危惧種の

希少種対象企画ですので

参加者の方のみに具体的な

フィールドをお伝えいたします。

 

 


 【 所 要 時 間 】


約1時間から1時間30分

 

(予告終了時間が変わる可能性もあります)
 

解散場所は公園の予定です。

 

 



【 お 申 し 込 み 締 切 り 】
 

定員に達していない場合は、

 

当日お昼12時までにご連絡頂いた方まで

 

ご参加可能といたします。

 

参加者名簿作成印刷のためお早めに

 

お声かけ下さいませー。

 



【 定 員 】

一般参加者の方は10名様目安


リピーターの方が多い場合や

準スタッフ的動きができそうな

見識がある方のご参加がある場合は

若干枠を広げることもございます。 




 【 通 常 参 加 料 金 】

大人      850円

高校生以下   500円

園児以下    350円

(傷害保険、ガイド料、道具貸出料、

 お土産代等込み) 

 

安全管理のため

9歳未満の児童さんは保護者様同伴で

お願いします

 

10歳以上は

児童さんだけのご参加オッケー!


(注意)リピーター割引はございません 

町内中学校科学部様は参加費無料です!

 

また特別枠で、

9歳以下の児童さんで

保護者様同伴なしの参加を可能とする

場合もありますが限定的ですので

ご了承下さい。




【 お 支 払 い 方 法 】

ガイドウォーク等

 

もりまきフィールドネットワーク主催企画の

 

参加費につきましては、

当日現金で受付時にお願い致します。

振り込みをご希望の方はご相談下さい。 



【 保 険 】

リスク管理のため

参加者全員の皆様に、

東京海上日動火災(株)の

年間一括加入の傷害保険対象に

 

させて頂いております。

保険料は参加費に含まれています。

手続き上、お申し込みの際に、



①お名前

②性別

③お年   (お子様は学年もお知らせ頂けると助かります)

④ご住所

⑤お電話番号



をお伺い致します。

 

保険以外で

 

情報をシェアすることはございません。

 

個人情報保護法に則って

 

伺った内容を大切にお預かりいたします。



【 装 備 ・ 持 ち 物 】

 

(泥汚れを想定して準備してください)

 

□ 長靴か運動靴など歩きやすい靴

□ 長ズボン&長袖 (草やぶ対策)

□ 帽子 (防寒対策)

□ 手袋か軍手 (防寒対策)

□ ゴム手袋 (薄手タイプはこちらで準備します)

□ タオル (手ふき・汗ふき用)

□ 飲み物 (温かいのがいいかも) 

□ 雨具 (突然降るかもしれないので) 

□ 見つけた生き物を入れる容器

 (こちらでも準備できます)

□ 水の入ったペットボトル

     (手洗い&泥よごれ対策)

 

仕分け白バット、金尺,観察ケース、

ミニバケツなどは

主催者側が用意します。

 

 


【 タ イ ム テ ー ブ ル 】

(あくまでも予定です)

集合時間前に

キナルなんぶでお手洗いを済ませて

おくことをおすすめします。



15:45  受付開始     

 

16:00  挨拶、流れの説明、注意事項

       
16:10  繁殖地へ移動

 

16:15  説明、引っ越し作業開始

 

16:45  作業終了、採集生物確認

       

17:00  集合場所へUターン

       プレゼントタイム、まとめ

       質問タイム

 

17:30  現地解散

       (参加者の方に現地解散の場所をお伝えします)

                           (南部町日没時間17時55分)

 

18:00  この時間までには完全撤収予定

     

 

 

終わり時間が変更される可能性もあります。


(しつこいですがあくまでもイメージです)
  

 

 


【 雨天・雷雨・深雪 な ど の 場 合 】

事前に警報レベルの

悪天候が予想される場合や

 

積雪がある場合は中止です。

小雪少雨開催をイメージしていますので、

防寒防雨対策を十分に準備して下さい。

 

 

また、

 

雪が深く現場に入れそうにない場合や

 

強い降雪の天候時は

 

キナル屋内コースに切り替えて、

 

参加費無料企画とし、

 

図書館の生き物書籍ご案内と

 

なんぶふれあい館見学コースを

 

ガイドさせて頂きます。




【 次 回 予 定 コ ー ス 】 

 

(2/24(土)の「土曜日のガイドウォーク」は

 12月30日に調査した場所の

   サンインサンショウウオ・コース  です)

 

次回は3月14日(木)です。

 

法勝寺川土手散策の生き物探しか

 

サンインサンショウウオ&

 

アカガエル類繁殖地調査探検コースを

 

予定しています。




【 主 催 ・ 連 絡 先 】

もりまきフィールドネットワーク

090-7976-3957

SMSでのご連絡も可。

すでに他の連絡ツールが開通している方は、

メール、メッセンジャー、

 

LINE、旧TwitteのDMでも可。


(不本意ながら、

 消音&不携帯時が多いので、

 出ない時は留守番電話サービスか

 

   ショートメッセージ機能をご利用下さい。

 メッセージが残っていない場合は、

 いたずら・迷惑電話対策のため、 

 折り返しのご連絡を

 

 差し上げない場合がございます。) 




【 希少種情報 の 取り扱いについて 】

南部町には、

様々な希少種が生息しています。

企画中に発見・捕獲することも

 

あると思いますが、

種類によっては

ネット上に種名を地区名と共に公開されると

問題が起こる可能性もございますので、

画像や位置情報などの取扱には

 

ご注意下さい。 

詳しい内容は現場で説明をいたします。 



【 撮影 や 取材 に つ い て 】

企画の様子を撮影させて頂き、

南部町公式HPや南部町観光協会、 

本ブログやFBの報告記事などで

画像を使用させて頂く予定でございます。

また、

各種メディアさんの取材が

 

入ることがございます。

ご都合の悪い方は事前にお知らせ下さい。

 

基本的にネット上では、

ご許可を頂いていない限り

お顔のアップや個人が特定されやすい画像は

使用しない方向性でございます。


参加者の方が撮影された

動画・画像につきましても、

 SNSでアップされる場合は

他の方が特定されるようなデータは

同意がある場合を除いて

ネットに流さないように

ご協力をよろしくお願いします。


GPS機能付きでの撮影の場合も、

希少種テーマの企画の場合、

もしくは希少種が

企画中に偶然発見された場合等は、

位置情報を削除してから、

ランドマークが写り込んでいないものを

ネットでご利用下さい。


高ランクの絶滅危惧種や配慮すべき生き物が

 

企画中に出た場合、

 

もしくは希少種対象企画の場合は、

場所がたぐれる情報を発信しないよう

ご協力よろしくお願いいたします。


また参加者の皆さん全員の同意が

得られにくいことや

参加者以外の方が映り込むことを鑑み

企画中の動画生配信はご遠慮下さい。

 

 

【 参 考 画 像 】

 

12〜2月頃に南部町では

アカガエル類が産卵します。

ニホンアカガエルと

ヤマアカガエルの2種類が

同じような場所で集団で

婚活パーティをするのですが、

今回の繁殖地では

ニホンアカガエルの卵塊が

複数発見されました。

 

 

ニホンアカガエルはこんな顔です。

 

 

オスのサイズは手に持った時

こんな感じの大きさ。

嫁さんはもっと大きいサイズです。

 

 

体の色が

明るい茶色に見えることもあるので

アカガエルと呼ばれ、

他にもリュウキュウアカガエルや

エゾアカガエルも名の通り

枯れ葉の色をしています。

 

 

オスは太い腕と

メスを抱きしめるための親指が

発達しています。


そっくりさんのヤマアカガエルとが

目の後ろから腰に続く

細い隆起でできた線が

まっすぐに見えて

だいたい繋がっていることから

区別できます。

あごの模様がほとんどないのも

特徴のひとつです。

 

 

このような感じで

冬に水の溜まったままの田んぼや

休耕田のたまり水、

イノシシのぬたばの痕、

ため池の浅いところなどに

卵を産みます。

 

 

ところが場所によっては

細いコンクリートの水路(U字溝)に

産卵することがあります。

 

今回発見された場所は

たまたまイノシシが周囲の土を

掘り返して水路が泥で堰き止められて

水が溜まってしまったところに

ニホンアカガエルが産卵しました。

 

水路が掃除されると卵塊が下流に流れて

川まで移動してしまい

孵化したおたまじゃくしは生き残れない

可能性がとても高いので

今回の希少種保全のための人為的介入で

問題のきわめて少ない場所への

卵塊引っ越しを行います。

 

 

卵塊はこんな感じです。

ニホンアカガエルの卵塊が

このように手のひらですくうことが

できますが、

ヤマアカガエルは両手で持ち上げても

すぐに流れ落ちてしまいます。

 

大人になってまた卵が産めるカエルは

この黒いつぶつぶのうちの1%以下かもです。

 

(カエルが一生の間に産む卵のうち

 2匹が生き残って繁殖できればいいという

 戦略の繁殖方法)

 

人間の生活の都合で県絶滅危惧種になった

ニホンアカガエル。

 

1匹でも多くのおたまじゃくしが

生き延びて

また森へ帰れるように

少しだけお手伝いをします。

 

 


※途中の生き物観察で見つけた

 生き物のお持ち帰りは基本的には

 ご遠慮下さい。

 種類によって判断したしますが、

 

 責任持って管理可能な方のみ

 ご相談下さい。



 


【主催企画についての感染症対策について】

ヒトに関わる感染症は
150種類以上はあると言われています。
 
感染症拡大を防止し、
重篤化数、死亡者数を抑えるための
公衆衛生対策として、 
国が推奨している
「予防接種スケジュール」を
全面否定されていらっしゃる
反ワクチン派の方、

極端な自然派ママの方、
ご参加は大変申し訳ございませんが
伝染性疾病等の拡散予防及び

デマ拡散防止のため
ご遠慮頂きますようお願い申し上げます。
(公共の福祉に反する行為及び
  諸外国では

 ネグレクトに当たる行為です)
 
各種メディアの
非科学的な情報の偏りにより
本来統計学上低いはずである 
副作用・副反応のリスクばかりが誇張され
感染し重症化して苦しむ方の情報が
十分に認知されないままに
間違った健康情報が拡散されています。
 (情報災害ともいいます)


本企画は 
「 予防接種は シートベルト と同じ」
というスタンスの
医師や専門家の指導に賛同し、
うつしてしまうリスク
うつされてしまうリスクを
企画内でできるだけ生まないように
本注意事項を添えさせて頂きました。 
 
 
[参考書籍]
「間違った助言や迷信に悩まされないために
小児科医ママの「育児の不安」解消BOOK」
森戸やすみ著/メタモル出版
 
 
間違った自然児教育やオーガニック信仰などは、
ニセ医療やニセ科学に
大きく親和する分野ですので、
命や健康に関わるデマには十分ご注意ください。
[参考記事/ニセ科学用語一覧]

 

 

 

 

 

特に、「自然が一番」とか

「子供は土や水に触れて

 

 免疫力をつけて強くなる」

などと言った、

偏った公衆衛生を信じている方は、

「自然は危険」であることを

 

再認識されるようお願いします。



<参考ツイート→ コメントツリーもチェック>

 

 

 

 

 

(その昔、

 日本でもちょっとした怪我を負った状態で

 土や水に触れて

 

 破傷風などの感染症で亡くなった

 小さき命がいかほどだったか、

 ワクチンがなかったり、

 医療技術が低かった時代に

 どれだけの不幸があったか、

 折々に振り返り、

 自然のリスクと恩恵の両方を知る

 気持ちをお忘れなく)




以上、宣伝でしたー。