菅前首相については、すごく頭が良さそうやけど感情の見えにくい人、という印象を持っていました。


そんな菅前首相が昨日の追悼の辞では感情も露わに、「総理、総理」とまるでそこに安倍元総理がおられるかのように語りかけておられて、盟友、戦友としての愛情が伝わって泣いてしまいました。


信じられない一報を耳にし、とにかく一命をとりとめてほしい。あなたにお目にかかりたい、同じ空間で、同じ空気を共にしたい。

その一心で、現地に向かい、そして、あなたならではの、あたたかな、ほほえみに、最後の一瞬、接することができました。


季節は、歩みを進めます。あなたという人がいないのに、時は過ぎる。無情にも過ぎていくことに、私は、いまだに、許せないものを覚えます。


菅さんがどんなに安倍さんの事を大事に思っていたのか、そんなにも信頼され、愛された安倍元総理。


恥ずかしながら、40になってもコロコロ変わる日本の総理大臣にも政治にもなんの興味も持っていませんでしたが、もう少し安倍さんの事を知りたいな、と今さらながらに思いました。